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19日、津市久居ふるさと文学館で、津市内在住の社会人落語家・切磋亭琢磨さん(62)が指導している市内の小中学生3名による切磋亭一門が出演した『第30回・子ども寄席』があった。
10年前から開いているもの。節目にふさわしい演目として選んだのが上方落語の傑作「地獄八景亡者の戯れ」。この演目は、この噺を基にした田島征彦の絵本「じごくのそうべえ」を通じ落語ファン以外からも親しまれている。
一時間以上ある長編のため、切磋亭竜磨くん(13)、知希くん(14)、幸村くん(9)、琢磨さんの順に高座へと上がっていくリレー落語スタイルで上演した。
昨年の夏休み頃から練習を重ねてきた成果もあり、3人とも堂々とした噺ぶり。巧みな話術や、しぐさと表情で死後の世界や地獄を面白おかしく語りながら、会場に集まった人たちを笑わせていた。
2014年1月23日 AM 4:55