今井義夫さん(左)と小山貞介さん…実行章伝達式で

 津市安濃町の今井義夫さん(88)と、10年来の友人である津市小舟の小山貞介さん(68)はそれぞれ、似顔絵描き・マッサージという特技を活かして長年、高齢者施設などでのボランティアに尽力している。
 そして、このたび、「小さな親切」運動三重県本部=代表・伊藤歳恭百五銀行副頭取=からその活動を称えて、同運動実行章(表彰状・バッジ)が贈られた。
 今井さんは、独学で絵を学び、絵手紙講師を務めた経験もある。現在、市内の老人ホームや小学校などで水彩絵の具を使って児童やお年寄りらの似顔絵を描くことで、人々の交流の場を創り、幅広い世代から好評を得ている。
 また小山さんは、自身の体の調子がマッサージで良くなったのを機に施術技術を学び、30年程前からボランティアを開始。高齢者施設や、市内外在住の高齢者の自宅などを訪問し、多い日で一日十数人をマッサージしているそう。
 さらに、リリアンで手作りした額縁をプレゼントするなどして、お年寄りから感謝されている。
 2人は一緒にボランティア活動をすることもあるという。17日、ホテルグリーンパーク津で開かれた同運動実行章伝達式で、今井さんは「ボランティアは自分が楽しいからしている。実行章がもらえてびっくりした」、また小山さんは「このような立派なものをもらえると思っていなかったので嬉しい。これを機会に、また大勢の人に喜んでもらいたい」と笑顔で話した。