「弘法大師像」

 津観音に伝わる仏画5件8点の絵画が三重県指定文化財の認定を受けた。
 昨年末に県の文化財審議委員からの答申を経て、県指定文化財となったのは、真言宗の開祖・空海の姿を描いた「弘法大師像」(鎌倉時代)を筆頭に、「虚空蔵菩薩像」(鎌倉時代)、「大威徳明王像」(室町時代)、「愛染明王像」(室町時代)、「十二天像」(4幅で構成・室町時代)。20年ほど前から寺宝の修復などに取り組んでいる「津観音保存会」が、最初に修復に当たったのがこれらの仏画たち。いずれも市の文化財認定を受けており、格上げとなった。
 同寺の岩鶴密雄住職は「今回認定されたものは今後、国の文化財認定をめざす。まだまだ素晴らしいものが残っているので、未指定のものはまず津市の文化財認定を目指し、今後も修復を進めていく」と話す。
 これら仏画は、2月1日まで津観音資料館で開催中の特別展「津観音 大宝院の名宝」で鑑賞できる。入館料500円。
 問い合わせは℡059・225・4013へ。