2月7日(金)~9日(日)、東京都中央区日本橋室町2─4─1、浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」にある三重県の首都圏営業拠点「三重テラス」の2階イベントスペースで「武四郎な3日間」が開かれるが、初日の7日は13時45分からのオープニングに続き、14時から学校法人・大川学園理事長の、大川吉祟さんを講師に招きセミナー「松浦武四郎と大台ケ原山」を開催する。主催=㈱たけしろうカンパニー。
 大川さんは、著書「大台ケ原山 知られざる謎」=新人物往来社=で、武四郎と大台ケ原の関わりを著述している。
 参加には申し込みが必要。住所・氏名(複数の場合は代表者)・電話・人数・来場予定日をメールtakeshiro0923@gmail.com、またはFAX0154・31・0944へ送信。
 問い合わせはたけしろうカンパニー大谷さん℡080・5117・1223。

写真集を手に、田辺さん

 津市在住のアマチュア写真家・田辺三郎さん(64)が二科会写真部会員への推挙を受けたことを記念し、動物写真集「いきものかたり」を刊行した。縦21㎝×横26㎝。全127項。
 田辺さんは、田辺設備㈱=津市久居井戸山町=の社長として多忙な日々を送る傍ら、23歳の頃より写真に没頭してきた。その技術は高い評価を受けており、三重県展の知事賞や二科会での入選・入賞を始め、写真雑誌やメーカーが主催する様々なコンテストでも入賞・受賞。そんな長年の功績が認められ、05年には二科会写真部の会友、昨年に会員として推挙を受けた。現在は、津市美術展の審査員及び実行委員を務めており、後進の指導にも熱心に取り組みながら三重の写真文化の発展にも寄与している。
 今回の写真集のテーマである動物は、人物と並んで田辺さんがライフワークの一つとして撮影を続けてきた被写体。写真集にはミイラ化した我が子の亡骸を手放そうとしないサルの深い愛情や街角で自由気ままに暮らすネコたちの姿など、動物たちの力強い生命力や豊かな表情を見事に捉えた121点を収録。写真の処理など、細部にまでこだわった丁寧な出来栄えで誰が見ても楽しめるはず。
 田辺さんは「人間との係わりの中で動物の目からは人間というものがどのように映っているのか、もしも動物が言葉を話せたら、何を語るのだろうか、と考えながら撮影した」と話す。
 写真集は少量だが頒布している。希望者は田辺さん℡090・3933・3789へ。

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