2014年1月

吉野副会長(左)から目録贈呈

 三重県生命保険協会=川島光美会長=が社会貢献活動の一環として、加盟16社の社員対象の募金などで集めた浄財20万円を、ボランティア団体の助成などを行う三重ボランティア基金に寄付した。
 17日、県社会福祉会館で同協会の副会長・吉野充宏第一生命保険㈱三重支社長が、同基金の古庄憲之副理事長に目録を贈呈し、「お世話になっている地域の人にお返しできれば」と話した。また2人は近年、介護職を志望する若者が少ないことに触れ「大変だがやりがいのある仕事なので、若い人にも目指してほしい」などと話し合った。

今井義夫さん(左)と小山貞介さん…実行章伝達式で

 津市安濃町の今井義夫さん(88)と、10年来の友人である津市小舟の小山貞介さん(68)はそれぞれ、似顔絵描き・マッサージという特技を活かして長年、高齢者施設などでのボランティアに尽力している。
 そして、このたび、「小さな親切」運動三重県本部=代表・伊藤歳恭百五銀行副頭取=からその活動を称えて、同運動実行章(表彰状・バッジ)が贈られた。
 今井さんは、独学で絵を学び、絵手紙講師を務めた経験もある。現在、市内の老人ホームや小学校などで水彩絵の具を使って児童やお年寄りらの似顔絵を描くことで、人々の交流の場を創り、幅広い世代から好評を得ている。
 また小山さんは、自身の体の調子がマッサージで良くなったのを機に施術技術を学び、30年程前からボランティアを開始。高齢者施設や、市内外在住の高齢者の自宅などを訪問し、多い日で一日十数人をマッサージしているそう。
 さらに、リリアンで手作りした額縁をプレゼントするなどして、お年寄りから感謝されている。
 2人は一緒にボランティア活動をすることもあるという。17日、ホテルグリーンパーク津で開かれた同運動実行章伝達式で、今井さんは「ボランティアは自分が楽しいからしている。実行章がもらえてびっくりした」、また小山さんは「このような立派なものをもらえると思っていなかったので嬉しい。これを機会に、また大勢の人に喜んでもらいたい」と笑顔で話した。

 津市のボランティアガイド14団体が加盟する「津観光ガイドネット」は、一昨年の設立以来、津ふるさと学検定の主管などを通じ津の観光振興に貢献してきたが、今年は登山ガイドブック作成という新事業に取り組むそうだ。
 先日、この事業に向けた経ヶ峰での調査を取材した。私にとって初めての本格的な山登り。ある程度の寒さは予想していたものの、実際は想像を遥かに超える冷気や強風で体力を奪われ、軽装だったことを反省した。
 しかし、それ以上に印象的だったのは、登り下りや斜面の角度によって様々に変化する地面の感触を確かめながら一歩一歩進むことの新鮮さ、楽しさ。さらに、途中で見られる木々や、伊勢湾を望む景色など、実際に登らないとわからない経ヶ峰の魅力だった。
 そして、安全に山を楽しむには、登るルートや周辺の名所に関する詳細な情報が不可欠であることを身を持って知った。
 今回の事業によって、私と同じような登山初心者をはじめ、津の山々に親しむ人が一層増えることを期待している。
 一方、加盟ガイド団体への取材で活動における課題としてよく挙がるのが会員の高齢化。また地元住民、特に若者の地域への関心が低いことである。津観光ガイドネットでは、HPやメールマガジンでも各団体や観光情報などを紹介しているがこの課題の解決のためにも、幅広い世代への情報発信を続けてほしい。 そして私は今年も、一つでも多くの名所に足を運び、体感した魅力を誌面を通じて伝えたいと思う。 (小林 真里子)

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