北澤さん夫婦と、美里町の住民や風景を映した写真

 津市美里町北長野の美里ふるさと資料館で4月29日まで、日本リアリズム写真集団三重支部会員で、同市柳山津興の北澤正裕さん(39)・泰子さん(31)夫婦が同町で撮影した写真の二人展を開いている。
 正裕さんは高校生くらいの頃から、泰子さんは約1年前に写真を始め、それぞれ介護職員・看護師として働く傍ら、撮影を行っている。今回は、昨年9月から12月にかけて撮った半切判の作品約百点を出品。
 正裕さんの作品は、豊かな自然が残る同町の高座原・桂畑・平木・柳谷で主に人物を撮影したもの。老人会のイベントなどで笑顔で集う人々が映されている。
 一方、泰子さんは、風景や、人々の生活の様子を撮影。「私が見落としていた生活の雰囲気、非日常の場面を、来場した人にも見てもらい、見落としているんじゃないかと気づいてもらえたら」と話している。
 展示は9時~17時(最終日は15時まで)。月曜休館、但し祝日の場合は翌日が休館。同館℡津279・3501。