三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第54回文化講演会?「発見塾」が22日13時半~、津リージョンプラザ健康教室で開かれる。主管=津文化協会。後援=同大学、本紙。
 今回の講師は同大学医学部糖尿病・内分泌内科の矢野裕准教授。演題は『健康寿命を延ばすための食生活とは?』。
 「糖尿病をはじめとする生活習慣病は長期間放置しておくと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中の原因となるため、定期的に検診を受け、結果に基づいて生活を見直していくことが重要です。その中でも生活習慣病を改善・予防するには、食生活が大切であることはよく知られてます。一方、長年の食習慣を変えることは難しく、長続きしないため、より簡単な方法が注目されています。生活習慣病を改善・予防し、元気で長生きできるような食生活を一緒に考えます」と矢野准教授。
 入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
 問い合わせは事務局?059・228・8393東さん。

 久しぶりに白塚の魚屋まで行ってみたら、春が来ていた。バカガイの大きなむき身が一パック四百二十円、生の小女子が三百五十円。そして、ざるに大盛りのメカブが四百円。
 メカブはワカメの根元の生殖細胞が集まっている円い葉である。この時期に生で市場に出てくる。ワカメ自体が、胞子体と呼ばれる生殖の形なのだが、中でも、重要な部分である。普通に食べるビラビラ部分よりも栄養豊富で、免疫アップ、ガン予防効果があるとか…。
 志摩を始め、各地で養殖されているワカメだが、食用にするのは日本と朝鮮半島だけだという。世界的には港の害藻として嫌われているらしいのはもったいない話だ。外国でもワカメを採って健康食品として売り出せば、一石二鳥だろうに。
 ワカメは胞子を出しきったら枯れてしまう。育つのは秋から冬で、収穫は春。春風に誘われて伊勢志摩に出かけると、新ワカメがたくさん売られている。海から上げてそのまま干した素干しワカメの大袋を買えば、スーパーより格段に安く、新鮮な地元産が手に入る。
 さて、メカブはさっと湯掻いて水で冷やし、フードプロセッサーでみじん切りにした。三杯酢やポン酢で食べたり、汁物に入れたり。
 健康情報については半分ぐらいに聞く私も、おいしく食べて健康が得られるなら喜んで摂取する。      (舞)

ストレッチを楽しむ子供たち

 津市上弁財町13─31にある高田由紀子バレエ学園のスタジオで、25日15時半~16時半、新設の「親子リトミック&ストレッチクラス」の無料体験レッスンが開かれる。
 対象は3歳以上の子供とその保護者。講師は(公社)日本バレエ協会会員の高田さちさん。動きやすい服装で参加を。
 同スタジオでは「4月から新しい習い事を始めたい方、バレエに少し興味のある方、ディズニーなどの軽快な音楽と一緒に親子でリズム体操してみませんか?ストレッチしながらリズム感を育てていきましょう」と呼びかけている。なお新入生も募集中。問い合わせは℡059・223・3425、またはメールでtakada-ballet@ztv.ne.jp へ。

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