患者さん達から、「今年は花粉症の症状がひどい」と聞いています。花粉の飛散量は昨年の半分以下という予想だったのに、なぜでしょうか。
 喉がざらつく、いがらっぽい、痛いという人が多いので、PM2・5のせいではないかと思います。PM2・5で鼻の粘膜が炎症を起こしているところに花粉症の炎症が重なると、症状がひどくなる可能性があります。 花粉症ではない人にもPM2・5の影響は出ています。昨年11月頃より咳が治りづらい人が多かったのは、PM2・5が原因だと思います。悪化すれば慢性気管支炎、喘息など呼吸器疾患の原因になるでしょう。
 たとえ濃度が低くても目の不快症状が出たり、花粉症やアレルギー性結膜炎が悪化する場合があります。
 外出時の対処法は必ずマスクをして、なるべく早く帰宅することです。
室内では空気清浄機を使うしかないですね。
 あまりに炎症がひどいと肺に熱を持ってしまいますが、漢方薬によって肺の芯熱が取れるため、この炎症が治ります。
 当店でお勧めしている「タウロミン」という漢方薬配合の錠剤があります(税抜2800円)。 お子様でもお飲み頂けて、あまり眠くならないので、花粉症の患者さんに大好評で毎年売れています。