最近、比較的若い人も心筋梗塞になるケースが出てきました。心筋梗塞を窺わせる症状は、呼吸困難や息切れ 、胸の締め付けられるような痛み、意識を失う、胸の痛みや圧迫感、冷や汗や脂汗 、肩・背中・左手小指の痛み 、メタボリック症候群、高血圧、高脂血症 、心臓周辺の胸の激痛、吐き気、嘔吐、不整脈、歯の痛みなどです。
 このうちいくつかが思い当たる人は、食生活の見直しをお勧めします。また喫煙する人は、ニコチンによる末梢血管の収縮作用があるので特にご注意ください。
 私は食生活の欧米化が過剰な脂肪分の摂取を促し、動脈硬化の進行を早め、心筋梗塞を増加させてきた要因ではないかと考えています。日本人はやはり和食中心の生活に戻るべきではないでしょうか。心筋梗塞だけでなく、色々な生活習慣病が若年層にも広がってきていると思いませんか。
 戦後、まもなくは日本人には胃がんが多く、他の種類のがんは少なかったのですが、現在では肺がんが1位です。胃がんは減ってきていますが、他のがんは増加傾向にあります。
 なお、国立がん研究センターがん対策情報センターのホームページの情報を参考にしました。
 健康で長生きするために食生活を見直してほしいと思います。