2014年3月

 ▼藤堂高虎と津の町なみ写真展=~29、あのつ画廊
 ▼高北幸矢版画・水彩画展「春の恋花」=~30、三重画廊
 ▼ハーダンガー刺しゅう展=~31、津市図書館
 ▼点字絵本作品展=~31、百五銀行本店

お年寄りに民謡や踊りを披露する勝三会

 日本民謡勝三会=野島勝三代表=が20日、津市河芸町一色にある通所介護施設「ハートヒルかわげR23」を慰問。『勝三会の楽しい民謡』と題した演奏会で利用者と交流した。
 ほぼ2カ月に1度のペースで行っているもので、毎回、懐かしい民謡を披露し、
お年寄りに喜ばれている。 今回、訪れたのは野島代表以下16名のメンバー。集まった75名の施設利用者を前に三味線を演奏しながら尾鷲節で開演。続いてコキリコ節、ソーラン節、真室川音頭などを次々に披露。途中、花笠音頭や郡上節、炭坑節での踊りや、草深ハーモニカ教室によるハーモニカ演奏、中林踊さんによる剣舞もあり、演目に合わせて手拍子する利用者も多くみられた。
 トリを飾った東京音頭では、奏者と会場が一体となり、大いに盛り上がっていた。 

大浴場と露天風呂もある日帰り温泉「しらさぎ苑」

 今月18日の昼過ぎ、津市白山町佐田にある源泉『猪の倉温泉』の日帰り温泉「しらさぎ苑」を訪れた。
 同温泉は、以前は財団法人と第3セクターによって運営されていたが、平成17年に民営化した。顧客目線の温かいおもてなしや、地域資源を生かした地域密着型の経営で、幅広い世代から人気を集めている。 
 源泉は、アルカリ性単純温泉。〝天然の保湿成分〟と呼ばれるメタケイ酸を含む湯は、「美肌の湯」と言われ、とろみがあって、なめらかな肌触り。アトピーの子供が入浴によってかゆみが治まり、夜ぐっすり眠れたなど好評だそう。
 「しらさぎ苑」は中伊勢温泉郷観光推進協議会の加盟8施設の共通入浴手形=税別2千円=で利用できる。平日とあって、館内は常連らしきお年寄りで賑わっていた。大浴場と露天風呂もあり、青山高原の四季折々の風景を楽しめる。
 事前に同温泉の岡田泰典社長から、休憩し水分補給しながら短時間の入浴を繰り返すのがお勧めと聞いていたが、景色を眺めたり考え事をしながら浸かっているのが心地良く、つい長湯をしてしまった…。入浴後に頬を触るとしっとりして手に吸いつくようで、美肌の湯の効果を実感できた。

ブッセなどブルーベリーを使った商品

 また同温泉では、観光農園で栽培しているブルーベリーを使ったブッセや酢、源泉を配合した化粧水などのオリジナル商品を販売。さらにジビエ料理や、豊かな自然のなかでのノルディックウォーキング・グラウンドゴルフといったアクティビティを用意している。美しい桜並木もあり、今年は4月7日前後に見頃を迎える見込みだそう。
 岡田社長は「お客さんに元気になって帰って、また来たいと思ってもらえるアットホームな温泉でありたい」と話している。
 問い合わせは☎059・262・4126へ。
   (本紙・小林真里子)

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