2014年3月

 ウインドウズ8.1を使い始めた。画面にはタイルが並び、以前のウインドウズとは景色が全くちがう。新しいOSはスマホやタブレットのタッチ操作を意識した作りとなっている。
 タッチパネルディスプレイがあれば、指でシュッと操作できるのだが、残念ながら私は相変わらずのマウス利用。ということはウインドウズ8の半分しか楽しめていないかもしれない。守りに入った世代は、せっかく上手になったマウスを手放す気にはなれないのだ。
 思い起こせば、キーボードに初めて触れたのは三十年以上前のワープロ専用機であった。マウスに触れたのはキーボードより遅かったが、それでももう二十年以上にはなる。ワープロ専用機の便利さには夢中になったけれど、その頃のパソコンの使い勝手の悪さはあきれるほどだった。
 だから、今のパソコンの素晴らしさは感動的である。日本語変換もずいぶん良くなって、敬語も一発で変換できストレスを感じない。伊勢弁はともかく関西弁なら変換できるソフトもある。
 私がパソコンの便利さを認めたのはインターネットの普及の後になる。ソフトを入れれば何の仕事でもできるという柔軟性。タイルを触れば、始まる簡便性。世界に広がり、個人とつながるネットワークの即時性。こんなおもしろい道具のある時代に生きられて幸せである。
            (舞)

 三重県は、毎月第3日曜日を「家庭の日」として、明るい家庭づくりを進めている。
 これは、青少年にとって家庭とは最も大切な生活の基盤であり健全育成の出発点との考えから①家族みんなが話し合い②家族みんなで楽しみ合い③家族みんなで協力し合う中で、家族の精神的な結びつきを深め、健康で明るい家庭を築くことを目的するもの。
 具体的には「家庭の日」には、家の仕事や食卓を囲みながら…地域の行事や、ボランティア活動に汗を流しながら…海や山ヘ出かけ、自然とふれあいながら家族の対話を深めるとしている。
 絵画・ポスター展は、家族の絆や、家庭を支える地域の大切さへの理解を深めるために(公財)三重こどもわかもの育成財団(MAPみえこどもの城)が主催し、毎年行っているもの。  今年度は県内の小学校・中学校の計65校から児童・生徒合わせて393名の応募があった。
 本紙では、今週号より3回に分け、本紙配布エリア(津市全域・松阪市の一部)から応募・入賞した作品を紙面で紹介する。
 今回は小学児童の部(1年~3年)入選作を紹介(敬称略)
 ▼知事賞=佐久間琳大朗・松阪市立伊勢寺小2年「とうちゃんのぶどうばたけ」▼理事長賞=尾鍋亜美・津市立南立誠小2年「みんなでおふろ」▼奨励賞=西川璃虹・松阪市立花岡小1年「さくらのしたで…」。藤村ここね・津市立北立誠小3年「家ぞくみんなでボーリング」。西田幸多・津市立香良洲小3年「楽しかった家ぞく旅行、プールさいこう!」。前野ここ寧・松阪市立中川小3年「夏

  津市殿村の介護老人保健施設トマトで「寿司祭り」が開催された。
 寿司職人による握りたての寿司を味わってもらいながら、施設利用者とその家族の交流を深めてもらおうと、毎年開いているもの。今年は同施設の入所者と家族や隣の有料老人ホームさくらの入居者など、合計約170名が参加した。
 参加者たちは、職人が手際よく握っていく姿を見ながら、新鮮なネタを使った寿司に舌鼓。ゆっくりと会話をしながら、家族のふれあいの時間も楽しんでいた。

[ 5 / 27 ページ ]« First...34567...1020...Last »