青少年ボランティア団体へ助成金目録を贈呈…センターパレスホールで

 3月29日、津西ライオンズクラブ(以下津西LC)の「結成20周年記念式典」がセンターパレスホールで開かれ、来賓の鈴木英敬三重県知事、前葉泰幸津市長ほか、津LC,津中央LC、久居LCの市内3クラブをはじめ関係LCを合わせた180名が出席し、盛大に20周年を祝った。
 津西LCは1993年10月に津LCがスポンサークラブとなり、三重県下で32番目のLCとして誕生。毎年、青少年健全育成の一環として「薬物乱用防止教室」や「街頭献血運動」、市民参加型の「岩田川ハゼ釣り大会」などを開催してきた。
 20周年を迎えた今年度(平成25年3月~同26年6月)は、〝20年間の感謝 一灯を未来につなぐ〟をスローガンに、これらの奉仕活動(アクティビティ)に加え、「20周年記念チャリティーゴルフ大会」と「小学生フットサル大会」の開催。さらには、「青少年ボランティア団体支援助成事業」として、総額200万円を10団体に贈るなど20年の節目に相応しい事業に取り組んできた。
 式典の冒頭、瀧澤多佳子・津西LC会長は「20周年は一つの区切り。奉仕の志を一灯として掲げ、一隅を照らす活動に取り組んできたが、この一灯が万灯となり世界を明るく照らすようになることを願い、未来に向け、さらなる奉仕活動を続けていく」と挨拶し、関係者への感謝の意を表した。
 続いて、各ボランティア団体の代表者に助成金の目録を贈呈。各団体を代表して高田短期大学の「ひとと樹」がスピーチで謝辞を述べた。
 来賓の鈴木知事は「20年は特別な節目。遷宮の〝常若〟の思想と同様、原点に立ち還り、この地域でなすべき事に取り組んで頂きたい」と話し、祝辞を述べた。 また、東日本大震災発生後に特別委員会を作り継続支援したことが縁となり、交流を深めてきた福井県の郡山西LCとの姉妹クラブ提携締結式も行われた。
 式典後の祝賀会では、唐人踊り保存会、津民芸保存会や、地元で活動するバンド「エンドレス」が伝統芸能や歌を披露し、会場を盛り上げていた。