サンデルタ香良洲で心を込めメッセージを書く人たち

 津市香良洲町を拠点に、東日本大震災被災地の復興支援を継続的に行っている「(人と絆)チャリティーライブ実行委員会」=鯖戸伸弘委員長=では5月5日の「こどもの日」を前に、三重県から被災地へ、寄せ書きを記した青い鯉のぼりを贈り、掲揚してもらおうと、同町のサンデルタ香良洲に26日まで、鯉のぼり1匹を設置し、寄せ書きへの協力を広く呼びかけている。
 これは、宮城県東松島市の大曲浜地区で、3月11日から5月5日まで、震災の犠牲になった子供達が天国で寂しくないようにと、全国から集まった青い鯉のぼりを揚げる、「青い鯉のぼりプロジェクト」に賛同し行っているもの。
 同プロジェクトは同地区出身の伊藤健人さんが震災で行方不明となった母や祖父母を探しているとき、瓦礫の中から青い鯉のぼりを見つけ、震災で亡くなった弟・律くんのことを思い掲揚したのが始まり。毎年実施され、今年の5月5日には、会場で、同実行委が復興支援活動を通じて盛んに交流している和太鼓ユニット「エムズ ジャパン オーケストラ」の演奏も行われる。
 同実行委の鯉のぼりにはすでに「同じ日本人として応援します」など、多くの温かいメッセージが記された。震災から3年以上が経った今、風化が危惧されているが、この寄せ書きによって、参加した人が被災地へ思いを馳せ、改めて復興支援について考える機会が生まれている。
 鯖戸さんは「寄せ書きへの協力を呼びかけていることはもちろんだが、私達が復興支援活動をずっと続けていることを知ってもらいたい」と話している。
 サンデルタ香良洲での寄せ書きに関する問い合わせは鯖戸さん☎080・4372・3769へ。

 4月10日号のこのコーナーで書いた内容が大きな反響を呼びましたので再度掲載させて頂きます。
 最近のご相談の中で、胃腸がすっきりしない、消化不良、胃が重く感じる、なんとなく身体がだるい、やる気が起こらない、手足に力が入りにくい、手足がしびれる、とにかく疲れやすい、食欲不振などの症状を訴える人が増えています。
 今年は土運大過という運気の影響で、胃や、すい臓(脾胃)を中心とした消化器系のトラブルが増えているようです。くれぐれも胃腸を大切にして口養生をすることが大切です。
 食べ過ぎたり、寝る前に食べたり、脂っこい物を食べる機会が続くと日頃、胃腸が丈夫な人でも調子を崩すのではないでしょうか。脾胃の調子が良くないと人間は良くないことを考えてしまうようです。それから、胃腸が弱ってくると集中力とか記憶力が鈍ります。
 胃腸は植物では根っこに当たる非常に大切なところです。夜遅くに脂っこい物や消化の悪い物を食べると、消化できなくて翌朝は食欲がわかないことがあるでしょう。これを繰り返していると胃腸がどんどん悪くなり、体調を健康な状態に保てなくなります。
 こんな季節ほどお粥をうまく使って、健康な身体を作りましょう。

発行された新たな「うまっぷ」

 津市観光協会は先月、津市内のうなぎ専門店全20店の情報をまとめたパンフレット『うまっぷ』を発行した。
 津市民のソウルフードとも言えるうなぎを多くの人に食べてもらうことなどが目的。昨年度の津クイーン・八木美海さんが表紙を飾った。また、「新玉亭」や「はし家」をはじめ各店の歴史やうなぎ料理の特徴のほか、市内の観光情報も掲載され、一昨年刊行された旧版より一層充実した内容となっている。職員の角谷昌彦さんは、「津のうなぎは、炭火でパリッと仕上げられて美味しいのはもちろん、安い。うなぎを目がけて津に来てもらえれば」と話している。
 A3判、縦四つ折。同協会や市役所などで配布中。 問い合わせは同協会☎津246・9020へ。

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