志田社長(後列左)と福祉施設の関係者ら…贈呈式

 3月27日、津市渋見町の三重テレビ放送㈱本社で、三重テレビ社会事業委員会(委員長=志田行弘同社社長)の、平成25年度車椅子贈呈式が開かれた。
 同委員会は昭和63年に設立され、県民からの寄託金によって県下の福祉施設への浄財・車椅子の寄付などを行い、県内の社会福祉向上に貢献している。
 今年度は、「でいごの花の会」「美容室コートドール」「津カントリー倶楽部」と個人から集まった寄託金計75万9000円で車椅子18台を購入し、県内18の社会福祉施設へ贈った。
 志田社長は式で「当委員会は創立してから、多くの皆様に多大なるご支援を頂き、25年やってきた。車椅子をご活用頂ければ。また物品ばかりではなく、番組で取上げたり、出演して頂きスポットライトを当て、皆様のご努力に報いたい」と挨拶した。また贈呈先の津市安濃町にある軽費老人ホーム「安濃聖母の家」事務局長の谷口壽之さんは、「軽量で立派な車椅子を頂きありがたい。利用者が病院で受診するときに便利です」と話した。