サンデルタ香良洲で心を込めメッセージを書く人たち

 津市香良洲町を拠点に、東日本大震災被災地の復興支援を継続的に行っている「(人と絆)チャリティーライブ実行委員会」=鯖戸伸弘委員長=では5月5日の「こどもの日」を前に、三重県から被災地へ、寄せ書きを記した青い鯉のぼりを贈り、掲揚してもらおうと、同町のサンデルタ香良洲に26日まで、鯉のぼり1匹を設置し、寄せ書きへの協力を広く呼びかけている。
 これは、宮城県東松島市の大曲浜地区で、3月11日から5月5日まで、震災の犠牲になった子供達が天国で寂しくないようにと、全国から集まった青い鯉のぼりを揚げる、「青い鯉のぼりプロジェクト」に賛同し行っているもの。
 同プロジェクトは同地区出身の伊藤健人さんが震災で行方不明となった母や祖父母を探しているとき、瓦礫の中から青い鯉のぼりを見つけ、震災で亡くなった弟・律くんのことを思い掲揚したのが始まり。毎年実施され、今年の5月5日には、会場で、同実行委が復興支援活動を通じて盛んに交流している和太鼓ユニット「エムズ ジャパン オーケストラ」の演奏も行われる。
 同実行委の鯉のぼりにはすでに「同じ日本人として応援します」など、多くの温かいメッセージが記された。震災から3年以上が経った今、風化が危惧されているが、この寄せ書きによって、参加した人が被災地へ思いを馳せ、改めて復興支援について考える機会が生まれている。
 鯖戸さんは「寄せ書きへの協力を呼びかけていることはもちろんだが、私達が復興支援活動をずっと続けていることを知ってもらいたい」と話している。
 サンデルタ香良洲での寄せ書きに関する問い合わせは鯖戸さん☎080・4372・3769へ。