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津市新町のプラザ洞津で今日1日から31日までの9時~18時、多気郡明和町でブティックを経営する岡チヨコさん(73)による「松阪木綿 きもの服」のギャラリー展示が行われる。
「きもの服」とは岡さんによる造語で、着物から、着る人に合わせて作られた洋服のこと。
岡さんは伊勢出身。文化服装学院で学んだ後、東京や伊勢で服飾関係の仕事を経験し、50歳のときブティックを開店。その5、6年後、お客さんの「着なくなった着物がもったいない」という声に応えて、きもの服を作り始めた。
今年3月には松阪市で、松阪木綿の生地を使い、ピンワーク(服や生地を、ピンでドレープを施すなどしてディスプレーする技術)で作ったドレスを展示。
見事な風合いの松阪木綿と、現代的なセンスを融合させた作品は「木綿でこんな服があったらいいのに」などと好評を得た。
そこで、より多くの人に松阪木綿の良さを知ってもらおうと今展を企画し、前田クミコさんと山口ユカリさんの協力を得て出品作品を制作した。メインは幅1m20㎝、長さ8mの松阪木綿と、高さ約2mのマネキンを使ったピンワークの作品。ほかに最新の機械で可愛らしい刺繍が施されたバッグなど松阪木綿を使った力作が揃う。
「多面から松阪木綿の魅力をアピールし、良さを知ってもらいたいです」と岡さん。
2014年5月1日 AM 4:55
我が国初の五十音別国語辞典、『和訓栞』や『日本書紀通証』を著した国学者、谷川士清を祀る谷川神社=津市押加部町=で5月10日(土)10時から、谷川士清生誕305年春季大祭が斎行される。雨天中止。
10時半から行われる奉祝行事は、新町小学校生徒有志による踊り「士清ソーレー」と、西橋内中学校吹奏楽部の演奏。授与品は、御神札、お守り、絵馬。
谷川神社奉賛会=川瀬利夫会長=では「みなさん、ぜひお越しください」と呼びかけている。
2014年5月1日 AM 4:55