▼第3回洋画グループ一美会展=9~11、県美県民ギャラリー
 ▼帽子工房キャペ・春夏の帽子展=~3、ギャラリー集
 ▼近澤順道展─花と風景─=~4、三重画廊
 ▼チャーチル会・津展=8~11、三重画廊
 ▼花まつり稚児行列=3、お城ホール
 ▼みえこどもの城フェスティバル=3~6、MAPみえこどもの城
 ▼東日本大震災復興支援チャリティコンサートin松阪=4、農業屋コミュニティ文化センター
 ▼草生窯・春の窯場展=~6、草生窯

 津市美杉町奥津の山内多栄子さん(83)は、12年程前から、古布のリフォームやちりめん細工の作品づくりを開始。以来、町内外のイベントで雛人形を展示したり、老人クラブでのつるし飾り作りの指導などで地域交流に貢献している。
 制作活動を始めたのは、公民館で古布のリフォームを学んだのがきっかけ。これまでに実物の趣きを見事に再現した五月人形や、昔の布団を生かした鯉のぼりなど、数々の作品を制作してきた。
 また先月、自らも所属する八幡幸老人クラブ女性部の行事で、つるし飾り作りを指導。参加者は、作業しながら笑顔で交流した。
 日頃から、自ら車を運転し出かけるなど好きなことをしているのでストレスがないという山内さん。「作品が出来上がると楽しい。皆とわきあいあいとつるし飾りを作る過程も楽しかったです」と元気に話す。

宮城県石巻市で撮影された作品

 津市高茶屋小森町のイオン津南ショッピングセンターで今日1日~11日まで、小腸や大腸などの消化管に炎症や潰瘍が生じる難病の「クローン病」と闘う長野市の造園業・新井栄司さんによる写真展「東日本大震災~震災の記憶~」が行われる。
 展示されるのは、福島県新地町や宮城県石巻市を始め、被災地などでフィルムカメラを使って撮影された写真60点。
 新井さんは、20年以上前、高校2年のときクローン病を発症した。10年以上前から病と闘いながら時間を見つけては全国を旅し、樹齢千年以上の古木などの撮影を行っている。
 被災地での撮影を始めたのは、震災の半年後。岩手県陸前高田市で「奇跡の一本松」が津波に耐え生き残っていることを知り、撮影に訪れたのがきっかけだった。
 被災地で被害を目の当たりにしたときは「テレビなどで把握しているつもりだったが何も解かっていなかった自分がいて、ただ呆然と眺めていた」という。 その後も、自分の記録用に撮影を続けていたが、被災地の人々から写真展を開いてほしいという要望があり、昨年、「被災者の方々になるべく元気を出してもらいたい」という思いを込め、東北地方を中心に10カ所で展示を行った。

福島県新地町で撮影された写真

 そして先月から、今展を含め東海地方各地で展示を開いている。写真展を通じ、被害の実情を理解していない人にも東海地震などの災害に備えてもらい、少しでも被災する人を少なくしたいと願っている。
 また多くの被災者から、震災の風化が復興の遅れに繋がっているのではという不安の声を聞いたため、被災地以外の人にも再び関心を持ってもらいたいという。
 新井さんは「クローン病に負けず頑張っている自分の身を持って、困難なことがあっても頑張れば乗り越えられるということを知ってもらい、この先の復興も長い間、大変かも知れないけど頑張ってほしいという意味も込めて写真展を開きます」と話している。

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