三重歴史研究会は5月18日15時~16時半(受付14時半)、津駅北側のホテルグリーンパーク津(6階)で総会記念講演会を開く。
 講師は松浦武四郎記念館学芸員の山本命さん。演題は「北海道の名付け親 松浦武四郎─幕末の北方探検家の生涯─」。
 山本さんは大阪府出身。平成13年から同学芸員を務めながら、県内の小中高校・公民館をはじめ、北海道・東京・大阪・名古屋に招かれて講演している。北海道の博物館などと連携して全国の関係資料を調査し、知られざる武四郎の姿を明らかにするなど武四郎研究に取り組む。
 著書に「北海道の名付け親 松浦武四郎─アイヌ民族と交流した伊勢人の生涯」=07年、伊勢の国・松阪十楽=など。
 当日は、晩年にも旅に生き、68歳から大台ケ原に登り、70歳で富士山に登り、また、畳一畳の書斎を作るなど、武四郎の生涯を分かりやすく解説する。
 聴講料は同会会員は無料、非会員は資料代として200円。
 問い合わせは若林さん☎津255・4168へ。