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津市藤方の市立藤水小学校=森公子校長=5年生の児童45名が2日、同校から徒歩約5分の、藤水保育園南にある水田で、田植えを体験した。
同校と保護者、地域住民で構成し、子供達の豊かな成長を目指して昨年度、本格的に活動を開始した「ふじっこ笑顔サポート隊」=木下榮雄運営委員会会長、以下・FES=の取り組みの一環。児童が年間を通じて、稲作の大切さと苦労を体験を交えて学ぶことや、地域住民と交流することなどが目的。
子供達は、FESに所属する地域住民や、JA津安芸藤水地区運営協議会のメンバーの指導のもと、一列に並び、目印として張られたひもに沿って、苗を数本ずつ丁寧に植えていった。 この日初めて田んぼに入ったという児童が多く、最初は戸惑った様子だったが次第に泥の感触を楽しむようになり、積極的に作業に取り組んでいた。
今後、児童に、普段は知る機会の少ない米作りの苦労も学んでもらうため、FESのメンバーによる授業を実施する。
また秋には鎌を使った稲刈り体験を行い、収穫した米は同校の給食や調理実習で使われる予定。
2014年5月15日 AM 4:55
先月、人間ドック学会などが作る調査研究小委員会が、健康診断の検査値の新たな基準範囲を発表して、話題になっています。
この基準範囲は、平成23年に人間ドックを受けた150万人から、重大な既往歴がなく、病院の薬での治療や喫煙をしていない健康な人約1万人を抽出し、検査値から作成されたものです。
これは、出来れば、化学薬品を飲まずに過ごしたいと思っている多くの患者さんにとっては朗報でしょう。
例えば、現在は、最高血圧が130以上、最低血圧が85以上だと「血圧が高い」と判断されています。しかし、同委員会の調査では健康な人でも数値にはかなりばらつきがあり、新たな基準範囲では148以上と95以上になっています。
また総コレステロールは現在、正常値の上限が男女とも199ですが、新たな基準範囲では上限が男性は254、女性は30歳から44歳が238、45歳から64歳が273、65歳から80歳が280とされています。
私は、検査値の境界ぎりぎりの人であっても、すぐに薬で検査値を下げるより、食事などの生活習慣の改善で健康になる努力をすることをお勧めしたいと思います。
漢方薬で健康な生活を送れるようにご指導しております。
2014年5月15日 AM 4:55
津市河芸町三行の障害者施設『河芸しいのみ』を運営するNPO法人「夢のやかた」は、日本財団より送迎用の福祉車両の助成を受けた。
同施設には旧河芸町だけでなく、旧芸濃町や旧安濃町、鈴鹿市内などから約30名ほどの利用者が通っており、職員が4台の車で送迎している。
しかし、どの車も満席状態で、送迎だけでも長い時間が必要で、職員の負担が膨らみ、新規の受け入れも困難になっていた。そこで、競艇事業の売上金などを財源とし、全国の福祉施設などへの支援を行っている同財団に助成を求めた。
購入した車はホンダのステップワゴンの福祉車両。乗り降りし易い、サイドステップや手すりがついており、身体が不自由な利用者でも乗り降りしやすいつくりになっている。この車両の購入費約160万円の内同財団から130万円の助成を受けた。
また、同法人では、更に多くのニーズに対応していくため、津市河芸総合支所の隣に新施設の建設を進めている。今秋の開所をめざしており、宿泊できる部屋や浴室を備えた新たなサービスや、農業を軸にした新たな事業も開始する予定。その際にも、この車両は今以上に活躍することになりそうだ。
2014年5月15日 AM 4:55