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2014年5月
友人のお姉さんが亡くなった。長く闘病されていたそうだから、ご家族にも覚悟はあっただろうが、それにしても早すぎる。お母さんより先の死は痛ましい。
娘に先立たれたお母さんの嘆きはいかほどだろう。友人は現在東京に住んでいるので、なるべく実家に帰って独り暮らししているお母さんの話し相手になってあげてと話した。
一年に一度の帰省なら、十年で十回。一年に二回なら十年で二十回。遠く離れて住む親子は会う機会が少ない。
我が家も同じこと。都会に住む息子はちっとも帰ってこない。仕事と遊びで忙しい毎日を送っているのだろう。一年に一度の帰省なら、三十年で三十回会えるかどうかということになる。
現在のところ、私はそれで寂しいと思ったことがない。子どもが楽しく暮らしているならば、それが私の幸せ。母の日のカーネーションはもらえなくとも、ちょっとした近況メールで十分満足する。
しかし、私はいつまでこういう精神状態でいられるだろう。年を取って活動量が減り、会う人も少なくなれば孤独感にさいなまれる日々がくるのだろうか。
友人のお母さんの心持ちを思うとやりきれない。一人の子とは永遠に別れ、一人の子は遠くに暮らす。親子はこの後何回会えるだろう。 (舞)
2014年5月15日 AM 4:55
松阪市駅部田町の三重信用金庫南郊支店で、30日まで、同町の松本クリニック2階にある「デイケア・ハッピースタジオ」の利用者による作品を展示中。
同スタジオでは、要介護認定を受けた人など約30名が、リハビリや、作品制作を行っている。日頃の制作活動の成果発表として開いた今展では水彩画や色鉛筆を使った塗り絵、書道、手芸の作品計約36点を展示。 同スタジオでは、「繊細な表現の絵の具の作品などを、ぜひご覧になってください」と話している。
問い合わせは同スタジオ☎0598・26・5860へ(木曜・日曜休業)。
2014年5月15日 AM 4:55