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5月25日、三重県総合文化センターで一般社団法人・小規模ケア研究会が来年の介護保険改正に向け、県内の介護事業所の職員や経営者たちを対象にしたセミナーを実施した。
講師は淑徳大学教授で国の社会保障制度改革国民会議委員を務めている結城康博さん。演題は「介護保険制度改正で介護現場はどうなるか」。
結城さんは、最初に社会保障を担う基本システムについて、国が打ち出している自助(自分)→互助(家族や地域)→共助(社会保険)→公助(福祉制度)という優先順位について疑問を投げかけた。その上で少子高齢化や核家族化など社会構造の変化しているにも係わらず、低迷が顕著な自助と公助に重きを置くという考え方を批判した。
また、強化を掲げている地域包括支援センターについても、運営する自治体のマネジメント力や現場力によって、地域間格差が生まれる可能性を指摘した。
更に制度改正で新たな福祉サービスが行えるようになる一方、ボランティアを制度の中枢に据えるという現実離れした想定にも異を唱えるなど、歯に衣を着せぬ鋭い語り口で、様々な改正の問題点に切り込んでいた。
2014年6月5日 AM 4:55
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