話題の文房具を紹介する奥田店長

 津市東丸之内にある紙と文具の専門店『ミフジ』の1階特設コーナーで、29日までの10時~19時、『デザイナーズ文具&最新文具フェア』が開催されている。
 最近発売され話題になっている文房具を一ケ所に集めて、多くの人に紹介したいと企画されたもの。
 展示商品の中でも特にユニークなのが、アッシュコンセプトの「カオマル」。顔の形をしたオブジェで、不思議な触り心地が特徴。ぎゅうっと握ると気持ち良く、ストレス解消になると人気を呼んでいる。
 そのほか昨年、日本文具大賞グランプリを受賞したマークスの「ウロコノート」や、パイロットの「フリクションいろえんぴつ」、コクヨのペンスタンドにもなるペンケース「ネオクリッツ」など、デザインや機能性に優れ、職場や学校などで活躍しそうな文房具が多数。店長の奥田時生さんは、「話題の文具が揃っています。ぜひ一度ご覧ください」と呼びかけている。
 10日・17日・24日は休業。
 問い合わせは☎津226・2510へ。

 消費税の周知活動やe─Taxの普及推進など税務行政に協力する団体・津間税会=津市南丸之内。川喜田久会長=の通常総会が津市新町のプラザ洞津開かれ、青年部・女性部を含む平成25年度の事業報告と収支決算報告、同26年度の事業計画案と収支予算案、さらに役員改選案が全会一致で承認された。
 総会後の記念講演会では若山茂・津税務署長が「私の税務経験ベスト3」の演題で、長年の税務で印象に残った事例などを話した。要旨は次の通り。
 その1…バブル時代のこと「昭和60年から土地の価格が上がり始め、土地が投機の対象になり、〝地上げ屋〟などの言葉を生んだ。ゴルフ場などの乱開発も多発し、平成2年から同7年までに日経平均株価は4万円近くまで上昇したが、まもなくバブル経済が崩壊、2万円まで下がった。バブル期は我々も地上げ屋を追って税務調査に力を入れた時期でもあった。08年のリーマンショックもバブル期の土地神話と同様、資産は上がり続けるものだと思っていたものがパンクした」。
 その2…消費税の創設「昭和63年に3%の消費税が創設され、平成元年に導入された。とにかく円滑に導入することが至上命令だった」とし、制度は定着したものの、制度を逆手に取って、実体の無いペーパー会社に外注した形で課税を逃れようとした会社を調査した事例などを報告した。
 その3…国際局調査部の仕事「国際税務調査官は世界18カ国に配置されており、2年交替で移動している。近年におけるビジネスのグローバル化で国際脱税が増加している。世界の脱税総額は3500兆円とも言われており、脱税の実態をどう把握するのかが課題」とし、租税条約による海を越えた税務調査をビデオで紹介した

若山茂署長

 消費税の周知活動やe─Taxの普及推進など税務行政に協力する団体・津間税会=津市南丸之内。川喜田久会長=の通常総会が津市新町のプラザ洞津開かれ、青年部・女性部を含む平成25年度の事業報告と収支決算報告、同26年度の事業計画案と収支予算案、さらに役員改選案が全会一致で承認された。
 総会後の記念講演会では若山茂・津税務署長が「私の税務経験ベスト3」の演題で、長年の税務で印象に残った事例などを話した。要旨は次の通り。
 その1…バブル時代のこと「昭和60年から土地の価格が上がり始め、土地が投機の対象になり、〝地上げ屋〟などの言葉を生んだ。ゴルフ場などの乱開発も多発し、平成2年から同7年までに日経平均株価は4万円近くまで上昇したが、まもなくバブル経済が崩壊、2万円まで下がった。バブル期は我々も地上げ屋を追って税務調査に力を入れた時期でもあった。08年のリーマンショックもバブル期の土地神話と同様、資産は上がり続けるものだと思っていたものがパンクした」。
 その2…消費税の創設「昭和63年に3%の消費税が創設され、平成元年に導入された。とにかく円滑に導入することが至上命令だった」とし、制度は定着したものの、制度を逆手に取って、実体の無いペーパー会社に外注した形で課税を逃れようとした会社を調査した事例などを報告した。
 その3…国際局調査部の仕事「国際税務調査官は世界18カ国に配置されており、2年交替で移動している。近年におけるビジネスのグローバル化で国際脱税が増加している。世界の脱税総額は3500兆円とも言われており、脱税の実態をどう把握するのかが課題」とし、租税条約による海を越えた税務調査をビデオで紹介した。

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