19日(木)10時半~13時(予定)、津センターパレス2階の中央公民館調理実習室で、女性対象の「第5回ママシェフキッチンお料理教室」が開かれる。主催=シックスアグリ㈱、ベジノワmieプロジェクト。
 三重県産の食材を使った料理を伝授。美味しさのコツや食材の保存方法、盛り付け方も学ぶ。今回は三重県のブランド魚「伊勢まだい」を使った料理=写真。
 ▼定員=24名(抽選)▼持ち物=エプロン、三角巾、タオル、ボールペン、ふきん2枚▼参加費(調理材料費)=1500円。お釣りの無いように▼申し込み=HP(ベジノワミエで検索)FAX津273・6120、又はメールに記載しinfo@6agri.jpへ。締め切りは13日必着。
 問い合わせは事務局☎059・273・6110へ。

 若いころのように食べられないが、それでもビュッフェに行くと、デザートを食べ過ぎてしまう。一切れが小さいのを良いことに、あれもこれもと。
 「ああ、ずつな」と声にして、その言葉を久しぶりに使ったと気がついた。関東育ちの友人に「ずつないって分かる?」と聞いてみる。地元の若い人にも分からないかもしれない。
 「ずつない」は満腹で苦しいことを意味する。単に苦しいだけではなく充足感のようなものが含まれる言葉である。お腹を撫でながら言ったりすると、それらしい。
 そういえば、気ずつないという言葉もあった。「ずつない」はどのあたりまでの方言かと調べてみたら、「術無し」と書く古語だとあった。
 標準語だと思っていた言葉が方言だったり、方言だと思っていた言葉が標準語や古語だったりすることがある。WOOD JOB!の原作「神去なあなあ日常」の「なあなあ」も方言のように見えるが辞書に出ている。 歌舞伎の掛け合いが由来だそうで、折り合いをつけて雰囲気で物事を運ぼうとするさまを表現する。津の人なら「なあなあで行こに」、伊勢なら「なあなあで行こまい」と笑顔とともに言ったりすると似つかわしい。
 この地は都に近かったせいか、古語が残って方言となっている場合も多い。柔らかい関西弁とも言われる三重弁が、私は大好きだ。    (舞)

特別養護老人ホーム「津の街」

 5月31日、津市一身田平野に特別養護老人ホーム・『津の街』の竣工式が行われた。
 施設を運営するのは社会福祉法人・敬峰会。鉄筋3階建てで全60床。全室個室で高齢者一人ひとりのプライバシーを尊重しながら、自宅感覚でゆったりと日常を過ごせることを目指している。そのため、共有スペースも明るく広々とした雰囲気になっており、開放感に溢れている。また、寝たきりや身体が不自由な高齢者でも、安全に入ることのできる入浴設備を完備するなど、設備面も充実している。その他、ショートステイも20床を完備。

全室個室でプライバシーを尊重

 同施設の隣にある関連会社の「ライフ・テクノサービス」が運営するサービス付き高齢者向け住宅「憩いの里 津ケアホーム」と共に、災害発生時には屋上を避難場所として開放する。
 竣工式で同法人理事長の中川裕さんは「社会福祉法人としては初めて運営する施設なので、しっかりとやっていきたい」と挨拶していた。
 問い合わせ☎059・271・6186へ。

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