22日 三重フィルが受賞記念演奏会

 三重フィルハーモニー交響楽団による「第43回定期演奏会」が6月22日(日)14時~(開場13時半)、三重県総合文化センター大ホールで開かれる。(公財)岡田文化財団助成事業。
 同交響楽団は、三重県民による初の本格的オーケストラとして昭和46年(1971)に結成。オーケストラ活動を通じてクラシック音楽の普及に取り組んでいる。
 翌年6月に、野上阜三博氏の指揮によって第1回演奏会を開催、以降も大友直人、山下一史、矢崎彦太郎ほか各氏を招聘し、毎年定期的に演奏会を開いている。団員約100名。
 今回の演奏会は、同楽団が今年5月25日に「第13回三重県文化賞・文化大賞」を受賞したことを記念して行われるもの。指揮は山上純司氏。ピアノは兼重稔宏氏。
 曲目はできるだけ多くの人に楽しんでもらえるようにと、チャイコフスキーの「大序曲《1812年》」、同じく「交響曲第5番」、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」と親しみやすい名曲を選んでいる。
 「大序曲《1812年》」の最後の場面では、バンダ(オーケストラのステージとは離れた場所で演奏して特別な効果をあげる楽器群)奏者として、公募で集まった県内で金管楽器を学ぶ中高生や大学生などが出演する。
 指定席1500円(県文チケットカウンター・谷楽器店・近藤楽器店で取扱中)、自由席1000円(同チケットカウンター・津鈴鹿市内有名楽器店・主要プレイガイドで取扱中)。
 問い合わせは森本さん☎059・230・2133へ。