新規入会を呼びかける会員達…織り機の前で

 津市久居元町の津市埋蔵文化財センター久居元町分室で、かつて津で盛んに生産されていた伊勢木綿や津綟子の製作を行っている染織グループ『しおり』=林美津子代表、会員14名=では、会員を募集中。
 同グループは平成9年に開かれた旧久居市の公民館講座がルーツで、地元の織物の伝統を次世代に伝えようと、伊勢木綿の手織ブランド「あの津嶋」を立ち上げたり、津綟子の特殊な織り方を学ぶなどの努力を重ねてきた。
 製作した反物などの作品は展示するほか観光物産展で販売したり、新県立博物館に所蔵されているものもある。また同21年には会員が市内で津綟子の肩衣を発見し、県有形文化財に指定されるなど、文化の保護に大きく貢献している。
 講師の星合孝香さんは、「初心者大歓迎です。入会後、即、織り機に触ってもらい、染めと同時進行でしっかり指導します」と話している。同分室で毎月第1水曜9時半~16時頃に例会があり見学可能。新規会員には別日に特別講習を開いて指導してくれる。林さん☎津255・5141。

小川委員長(右)から山口さんに浄財贈呈

 6日、松阪市嬉野島田町の西日本セブンスリーゴルフクラブで、三重ボランティア基金チャリティーゴルフコンペがあった。主催=三重ボランティア基金。
 この大会は、ボランティア団体に支援などを行う同基金への支援を目的に年2回開催しているもの。今回は141名が参加。参加費の一部と募金などで浄財38万7500円が集まった。
 プレー終了後の表彰式で大会の実行委員長である小川益司さんは「大会も今回で25回目。年2回の寄附で基金に寄せられる年間寄附額全体の15%に相当する」と参加者たちに感謝。同基金副理事長の山口和夫さんに浄財を手渡していた。
 コンペの優勝者は、増地須佐男さん。

表彰状を手に(入賞者の皆さん)

 6月1日、結城神社相撲場で、「第30回わんぱく相撲津場所」が開かれ、小学生109名が、保護者・見学者約220名の前で白熱した取組を見せた。大会ボランティア約50名が運営に参加した。
 今大会で個人戦の4年生・5年生・6年生の優勝者は今年8月2日・3日に東京・両国国技館で開催される「第30回わんぱく相撲全国大会」の津地区代表として出場する。
 入賞者は次の通り(敬称略。末尾は学校名)。
 ▼1年生=優勝…櫛引思羽・上野。準優勝…西山昂汰・白塚。第3位…泉信哉・南が丘。
 ▼2年生=優勝…吉田千沙都・大三。準優勝…杉浦由悟・南が丘。第3位…須川遥翔・附属。
 ▼3年生=優勝…中村純誠・修成。準優勝…瀬分悠・榊原。第3位…八木孝仁・桃園。   
 ▼4年生=優勝…吉田汰洋・一志西。準優勝…稲垣明良・修成。第3位…加藤啓太・南立誠。
 ▼5年生=優勝…工藤大知・一志西。準優勝…川北晃資・附属。第3位…岩田龍弥・藤水。
 ▼6年生=優勝…落合駿・西が丘。準優勝…山本和佳・上野。第3位…西田爽・附属。

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