フルートの増本竜士さん

ハープの荒木まどかさん

 津市出身のハープ奏者・荒木まどかさんと、神戸市出身のフルート奏者・増本竜士さんによる演奏会「フルートとハープの武満の海へ」が7月5日(土)15時~(開場14時半)、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール(大阪市北区西天満4─15─10)で開かれる。主催=同コンサート事務局。共催=同ホール、協賛=あいおいニッセイ同和損保。
 荒木さんはハープ専攻で名古屋市立菊里高等学校音楽科卒業後、ジュネーブ音楽院を経て同大学院修士課程修了。ピアノを兼重直文氏に、ハープを近藤薫、井上久美子、G・ロレンツィーニ、C・アイゼンホッファー、F・シトルック、U・ホリガー、N・プシュカスの各氏に師事。また、室内楽を今井信子、J・ズーン、J・Jバレ、R・バーンスティンゲル各氏に学ぶ。
 増本さんは神戸市出身。東京藝術大学卒業後、文化庁在外派遣研修生として渡欧。パリ国立高等音楽院在籍、ロームミュージックファンデーション奨学生を経て、ジュネーブ音楽院ソリスト課程、ストラスブール音楽院特別専攻科(現代音楽分野)、パリ市立音楽院高等演奏科(ピッコロ専攻)を修了。
 当日は日本の伝統や欧米の前衛、ポピュラーやフォークロアなど世界の音楽に触発され、創作を展開した20世紀を代表する作曲家、武満徹(1930─1996)の作品等を披露。
 演奏曲は、「聞かせてよ、愛の言葉を:ジャン・ルノワール(1930)」・「星たちの息子~第一幕への前奏曲《天職》フルートとハープのための~:エリック・サティ・編曲:武満徹(1975)」・「エア:武満徹(1995)」・「ROKUDAN:黛敏郎(1989)」・「鐘 二つのロマンスより」:ドビュッシー(1891)」・「海へⅢ アルト・フルートとハープのための:武満徹(1989)」ほか。
 全席自由・前売り2500円、当日3000円。
 チケットの問い合わせは事務局☎059・225・8962へ。

講師の鈴木さん(前列左から2番目)と会員たち

 津市丸之内養正町のNHK津ギャラリーで、昨日18日~22日10時~17時(最終日は16時まで)、津市久居西鷹跡町の津市久居老人福祉センターで活動するフォトサークル「写季写喜」=白藤一巳代表(73)、会員11名=の第3回写真展が開かれている。
 同サークルは3年前、風景写真やフィルム写真の撮影が好きな人が集まり発足した。現在はデジタル写真へ移行し同センターで毎月1回例会を開催。会員は講師の鈴木幸雄さんのもと、和気あいあいと活動に励んでいる。
 自宅前などの身近な場所のほか、北海道や長野県などに出掛け、季節の移ろいを写す喜びを感じながら撮影しているそう。
 今回は11名が一人3点ずつ出品した。3点のうち1点は、「風」がテーマで、空高く舞う鯉のぼりなどを写したもの。ほかの2点は自由なテーマで撮影されており、季節とともに、人物や風景などを独自の目線で写した力作が並んでいる。
 「自分が思った通りの作品ができたときは嬉しいです。大勢の人に写真展に来て、批評してもらいたい」と白藤さん。

 舞踊・龍城流の発表会が28日(土)11時半~(開場11時)、松阪市嬉野権現前町の松阪市嬉野ふるさと会館で開かれる。主催=龍城会、彩の会。
 龍城会は宗家龍城彩雲(岡崎市)の指導のもと、岡崎、豊橋、三重の各教室で稽古に励んでいる。
 三重での発表会は今回で4回目。津市の龍城会と明和町の彩の会の会員らが中心となり、各教室の会員が日頃の稽古の成果を発表する。入場無料。来場者先着300名に弁当を用意。
 問い合わせは服部さん☎津255・5918へ。

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