見事に魚を捕まえた児童  6月25日、津市藤方の御殿場海岸で、市立藤水小学校=森公子校長=が海浜学習として、藤水幼稚園と合同で、毎年恒例のたて干しと清掃活動を実施した。
  「たて干し」は、遠浅の海に立てた竿に網を張り、潮が引いたとき残った魚を捕まえる津の名物漁法。  同小のたて干しは伝統行事で、海のある地元への理解や愛着を深めてもらうことなどが目的。同小の全学年の309名やPTA、同園の園児と保護者が参加した。さちなみ休憩所がタイやアジなどの魚を用意し、児童はタモと袋を手に海に入り、勢い良く走って魚を追いかけていた。
 2年の山口杏花さんは、「去年もしたので慣れてきて6匹くらい捕れた。網に引っ掛かっている魚を捕まえるのは難しかったけど、楽しかった」と話した。