みとよん(左)と龍王さくらちゃん…錫杖湖前で

みとよん(左)と龍王さくらちゃん…錫杖湖前で

和み柴っこ(左)と龍王さくらちゃん…長徳寺で

和み柴っこ(左)と龍王さくらちゃん…長徳寺で

 津市芸濃町のゆるキャラ『龍王さくらちゃん』が、先月27日と今月3日、同町の長徳寺や錫杖湖などで、来津した県外のご当地キャラ2組と1対1で交流し、地元のPRに活躍した。
 さくらちゃんを運営しているのは、㈲ネオアート=津市高野尾町、伊藤光日出代表=内の事務局・クローバーポケット。同社は、津市のシロモチくんなどのゆるキャラグッズの製作を手掛けており、地域に溶け込んだ活動を行いたいと、昨年12月、さくらちゃんを誕生させた。名前や、着物姿の可愛らしい女の子のキャラクターデザインは、長徳寺に伝わる「龍王桜伝説」に由来している。
 今回の、2組のキャラクターとの交流は、ほかの地域のキャラに津に来てもらい、互いに地元の魅力を伝え合うなど地域交流ができればと、日本ご当地キャラクター協会を通じて相手を募集し、実現したもの。
 先月27日に同町を訪れたのは京都市中京区三条通りをPRしている「和み柴っこ」。約3年前、三条通りに本店を置く柴犬雑貨専門店「㈱和んこ堂」のキャラとして誕生し、現在は京の三条まちづくり協議会親善大使として活躍している。
 また今月3日、同町に来てくれたのは、香川県のみとよ地域(三豊市・観音寺市)をPRする男の子「みとよん」。みとよ青年会議所のキャラとして2010年に生まれ、現在は有志による「みとよん倶楽部」が運営している。
 さくらちゃんは2組のキャラと、記念撮影などで親睦を深めていた。
 伊藤さんは、「芸濃町の素朴な良さを見てもらい、おもてなしができた。2組が来てくれたことと、長徳寺の住職をはじめ地元の皆さんの協力に感謝しています」と話した。