石垣の草を取る参加者たち

石垣の草を取る参加者たち

 27日、市民ら約200名が津城跡のあるお城公園で、『津・お城クリーン作戦』を行った。主催=津・お城の会=土屋誠会長=、養正地区社会福祉協議会、協力=養正地区自治会連合会、NPO法人EM環境ネット津、津地区明るい社会づくりの会、津ローターリークラブ、安濃津ガイド会、津城復元の会。
 津城は江戸時代初期に築城の名手である津藩祖・藤堂高虎公が大改修を加えた近世城郭。難攻不落の要塞でありながら、平和な時代には政庁として高い機能性を備えた「天下の名城」。
 土屋会長は「清掃は今回で10回目になるが堀の水のにおいも消えて色々な生き物を見かけるようになった。これからも津城を綺麗にする活動を地道に続けていきたい」とあいさつ。駆け付けた前葉市長は「今年からふるさと納税制度の使途に津城跡の整備という項目を設けたところ、6月末時点で890万円が集まった。これは市内外の人のお城の復元に対する思いを感じる」と津城復元への盛り上がりを語った。続いて、復元に向けた募金活動などを行っている津城復元の会の西田久光会長も「お城をつくるのにはお金がいる。皆さんの色々な思いを積み重ねていきたい」と更なる協力を呼びかけていた。
 清掃では、公園内のしょうぶ池や石垣、犬走りに生えた雑草を丁寧に刈ったり水質浄化に効果があるEM活性液も投入していた。

 伊勢本街道を活かした地域づくり協議会は、8月30日(土)9時~15時、奥津駅前観光案内交流施設を集合場所に「伊勢本街道ウォークと映画ロケ地めぐり」を行うにあたり参加者を募集している。
 行程は、JR伊勢奥津駅前~伊勢本街道(奥津宿)~伊勢本街道(多気宿)~丹生俣(ロケ地)~川上(ロケ地)~JR伊勢奥津駅前。
 参加費は1500円(ガイド300円・保険200円・街道弁当1000円・参加記念品)。募集人数は30人(応募多数の場合は抽選)。参加希望者は☎059・212・0168へ。締め切りは8月15日(金)16時まで。
 JR名松線で参加希望の人は、帰りはJR名松線家城駅まで送ってくれる。
 問い合わせは同協議会事務局☎059・212・0174。

太田支部長(左)から山口副理事長に浄財を贈呈

太田支部長(左)から山口副理事長に浄財を贈呈

 23日、日立グループの関連会社と従業員、OBなどで構成する『親切会中部支部』=事務局=名古屋市、㈱日立製作所中部支社内=の太田勝規支部長が、ボランティア団体の助成などを行う(公財)三重ボランティア基金=津市桜橋=を訪れ、山口和夫副理事長に浄財10万円を寄付した。
 同支部は、1985年に発足。〝小さな親切〟と〝ささやかな福祉貢献〟をモットーとし、会費や募金活動で集めた浄財で寄付を行っている。
 同基金への寄付は85年から継続しているもので総額は、今回の分を含めて370万円になる。
 太田支部長は「当支部は、皆さんのご指導で今年設立30周年を迎えました。大したことはできませんが、長く続けたいと思っています」と話し、山口副理事長は「ご寄付を継続して頂くのは本当にありがたいことです」と謝辞を述べた。

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