左から選手の大畑さん、石田さん、小林さん、コーチの田代さん

左から選手の大畑さん、石田さん、小林さん、コーチの田代さん

 ㈱ジャパンスポーツ運営が運営する『津アサヒスイミングスクール』=津市西古河町=が、今年も飛躍を続けている。
 まず3月に、公益財団法人「日本水泳連盟」から同連盟優秀団体として初めて表彰された。この表彰は、長年にわたり組織的に水泳競技の普及・発展に尽力し、日本の水泳界に多大な貢献をしたとして、その功績を称えるもの。先月には、「三重県水泳連盟」からも、最優秀スイミングクラブとして表彰されている。
 また6月、同スクールの田代純一コーチ(39)が、一般社団法人「日本スイミングクラブ協会」の優良指導者表彰でブルーウェイブ銅賞を初受賞した。選手17名を担当し「一生懸命教えてくれる」と慕われている田代さん。「光栄です。次は銀、金と一つ一つ上げていきたい」と喜びを話した。
 さらに、田代さんの生徒である大畑友生さん(高田高2年)、小林渚さん(白子中3年)、石田紅葉さん(一志中2年)も活躍中。
 大畑さんと石田さんは、所定の記録を突破し、26日~30日に東京都である「第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」=日本水泳連盟主催=への出場を決めた。
 石田さんは、21日~23日に高知県で開かれる「第54回全国中学校水泳競技大会」にも参加する。
 また、小林さんと石田さんは、三重県競技力向上対策本部から、平成26年度「チームみえジュニア」に指定された。この事業は、2021年の三重国体などで活躍が期待できる小学5年から中学3年までの選手を指定し、育成・強化することなどが目的。
 大畑さんは「良いタイムが出ることが水泳のやりがいです。初めての出場なので楽しめるのが一番」、また小林さんは「来年、高校生になるのでインターハイに行けるよう頑張りたい」、石田さんは「全中では表彰台を目指し、JOCではナショナル合宿に行けるよう基準タイムを突破したい」と抱負を話している。