津ロータリークラブ(岩鶴密雄会長)と神戸第一・第二自治会、神戸小学校児童らは3日、津市神戸にあるため池・新池にドジョウを放流した。
 津市内の里山・ため池の環境保全活動の一環で、在来魚であるフナやドジョウを放流することで、昔ながらのため池の生態系を保全すると共に、子供達の郷土愛を育むことも目的にしている。昨年7月、11月に続き、今回で3回目。
 朝10時、津市青少年野外活動センターに集合。冒頭、同クラブ環境保全委員会の黒川正機委員長が「過去2回にわたる皆さんの努力のおかげで魚達も定着している。これからも里山の景観に活気を与えてほしい」と挨拶。続いて注意事項などを聞いた後、事前に自治会住民らが草刈りするなどして綺麗になった田舎道を約20分かけて歩き、新池に到着した。
 子供達は一人ひとり、バケツに入れたドジョウを優しく池に放った。