協力してカプラを積み上げる児童たち

協力してカプラを積み上げる児童たち

  松阪市嬉野田村町の中原文化センター=向井信之館長=で21日、同センターが同町の市立中原小学校児童を対象に行っている地域交流支援事業「なかよし会」が開催された。
 この事業は、平成13年度から、夏休み期間に毎年5回ほど、多彩な内容で催されているもの。児童の自主性・協調性を養うことや、児童と、事業に協力してくれる地域住民とのふれ合いが目的。
 事前に同小児童を対象に参加を募っている。児童が楽しめるよう内容を工夫していることもあって人気が高く、毎回、全校生徒の約9割が参加するという。
 今年4回目の開催日だったこの日は、全校生徒136人のうち107名が参加。みえこどもの城職員の谷川政樹さんの指導の下、木の造形ブロック「カプラ」を使った様々な遊びを楽しんだ。
 児童は、学年縦割りの16班に分かれて、約15分の制限時間内にどれだけ高くカプラを積めるかを競争。積み方を工夫し、真剣な表情で集中して取り組んだ。また、椅子の上に立って積む・積む人にカプラを手渡すなどの役割を分担し、皆で協力して積み上げていた。
 最も高い2m22 積んだ班の鈴木詩乃さん(4年)は「優勝して嬉しかった。安定するように六角で積みました」と話した。