2014年8月

協力してカプラを積み上げる児童たち

協力してカプラを積み上げる児童たち

  松阪市嬉野田村町の中原文化センター=向井信之館長=で21日、同センターが同町の市立中原小学校児童を対象に行っている地域交流支援事業「なかよし会」が開催された。
 この事業は、平成13年度から、夏休み期間に毎年5回ほど、多彩な内容で催されているもの。児童の自主性・協調性を養うことや、児童と、事業に協力してくれる地域住民とのふれ合いが目的。
 事前に同小児童を対象に参加を募っている。児童が楽しめるよう内容を工夫していることもあって人気が高く、毎回、全校生徒の約9割が参加するという。
 今年4回目の開催日だったこの日は、全校生徒136人のうち107名が参加。みえこどもの城職員の谷川政樹さんの指導の下、木の造形ブロック「カプラ」を使った様々な遊びを楽しんだ。
 児童は、学年縦割りの16班に分かれて、約15分の制限時間内にどれだけ高くカプラを積めるかを競争。積み方を工夫し、真剣な表情で集中して取り組んだ。また、椅子の上に立って積む・積む人にカプラを手渡すなどの役割を分担し、皆で協力して積み上げていた。
 最も高い2m22 積んだ班の鈴木詩乃さん(4年)は「優勝して嬉しかった。安定するように六角で積みました」と話した。

 日曜日の午前中、ジムは人でいっぱいだった。ランニングマシンは順番待ちの様子だったが、エアロバイクには数台の空きがあった。
 静かにペダルを回し始め、次第に回転数を上げていく。一分間に六十回転ぐらいを維持しつつ、ペダルに負荷を加え、心拍数を上げていく。
 心拍数は百を超えるぐらいで良しとしている。自転車漕ぎの苦行をするつもりはない。気持ちよく運動をしたい。
 ペダルを回しながら、目は周囲を見渡す。本を読みながら足を動かす人がいる。隣の人と楽しそうに笑いながらの人もいる。運動は楽しみつつした方が長く続けられる。
 こんなふうにペダルを回して自転車のライトを点けたことを思い出す。ライトを点けたとたんにシャーという音がしてペダルが重くなった。坂道を登るときなど、無燈で走りたくなったものだ。
 ジムに並んだエアロバイクで発電するとすれば、どれほどの電力が得られるだろう。二十台が十時間動くとして……。運動する老若男女のエネルギーを蓄電池に溜め、照明に利用できないものだろうか。
 風や波や地熱や太陽光を発電に利用するのだから、人力発電機があっても良いだろう。脂肪を減らすためだけにペダルを回しているのはつくづくもったいない。消費カロリーだけでなく、発電量が分かるバイクならきっと励みになるだろう。
        (舞)

発表会に向けて練習に励む出演者たち…三重県総合文化センターで

発表会に向けて練習に励む出演者たち…三重県総合文化センターで

 9月15日(祝)15時半~(15時開場)、三重県総合文化センター中ホールで、高田由紀子バレエ学園の津・松阪・四日市スタジオの合同発表会が開かれる。後援=(公社)日本バレエ協会関西支部、本紙、同学園後援会、三重県バレエ協議会。
 出演するのは、4歳から大学生までの生徒約50名。現在、丁寧な指導のもと、熱心に練習に励んでおり、本番では、息の合った華麗な舞いを披露する。
 プログラムは──
 ▼出演者全員によるエチュード
 ▼ソロの競演
 ▼子供のための創作バレエ〝私のスケッチブック〟
 ▼中高生以上の生徒による〝パ・キータ〟…ゲストダンサーは、同学園出身で、現在、名古屋市を中心にプロとして活動している瀬田朗さん。
 入場は無料。ただし整理券が必要。 問い合わせは同学園☎059・223
・3425またはメールtakada-ballet@ztv.ne.jpへ。 

[ 6 / 30 ページ ]« First...45678...2030...Last »