萩編笠水指 三輪和 作

萩編笠水指 三輪和 作

鬼萩花冠高台茶碗 銘「命の開花」三輪壽雪 作

鬼萩花冠高台茶碗 銘「命の開花」三輪壽雪 作

 津市垂水の(公財)石水博物館で9月12(金)から企画展「三輪休和・壽雪兄弟と川喜田半泥子─山口県立萩美術館・浦上記念館陶芸コレクションから─」が開かれる。会期は11月9日(日)まで。
 萩焼三輪窯の休和(十代休雪・1895~1981)と壽雪(十一代休雪・1910~2012)は兄弟ともに萩焼の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、昭和10年代から同館の創設者で陶芸家でもあった川喜田半泥子(1878~1963)と親しく交流している。
 兄の休和は、備前の金重陶陽、美濃の荒川豊蔵、半泥子とともに、半泥子の自邸と登り窯があった津市郊外の千歳山で作陶連盟「からひね会」を結成し、近代陶芸界に革新的な風を起こした。
 弟の壽雪も千歳山を訪れ半泥子の下で作陶をした時期があり、アマチュアの半泥子を師のように慕っていた。現在、同館が建つ千歳山は、三輪兄弟に作家としての転機をもたらす事となったゆかりの地でもある。
 今展では休和・壽雪の作品を多数所蔵する山口県立萩美術館・浦上記念館の全面的な協力のもと、同館のコレクションを中心に二人の作品を紹介するとともに、兄弟やその家族から半泥子に宛てられた手紙(石水博物館蔵)などを展示し、半泥子と三輪兄弟がともに過ごした時代をたどる。
 入館料は一般500円、高校生以上の学生300円。開館は10時~17時(入館は16時半まで)。休館は毎週月曜(但し祝日の場合は翌日)。
 問い合わせは同館☎059・227・5677。