三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第57回文化講演会?「発見塾」が9月27日(土)13時半~、津リージョンプラザ2階の健康教室で開かれる。主管=津文化協会。後援=同大学、本紙。
 今回の講師は同大学大学院工学研究科・准教授の川口淳さん。演題は『南海トラフ地震に備える~生き残り、生きのびて、次につなげるために~』。
 川口さんは、「この地域は、歴史的に100年から150年に一度、熊野灘沖を震源とする大地震の被害に見舞われてきました。前回の地震はちょうど70年前で、年々地震リスクは高まっています。また、20年前の阪神・淡路大震災や3年前の東日本大震災は、現代の都市や人間がいかに大地震および大津波に弱いかを証明しました。
 講演では、まず過去の災害からいずれ発生するであろう『南海トラフ』を震源とする大地震、大津波の様相を学びます。その上で、私たち一人ひとり、家庭、および地域全体で何をするべきかを具体的に考えます」と話し、参加を呼びかけている。
 入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
 問い合わせは事務局☎059・228・8393東さんへ。

自分でできる点検を習得(資料写真)

自分でできる点検を習得(資料写真)

 原油価格の高騰などで世界的にエコカーへの関心が高まっているが、その一方で愛車を大切に、長く乗るのも立派なエコロジーと言える。
 そこで津安芸自動車整備組合(津市島崎町280、津自家用自動車協会内)はマイカーを安全に乗ってもらうための点検整備の必要性を知ってもらい自分でできる点検を身につけてもらおうと、女性ドライバーを対象にした「女性マイカー点検教室」を開く。
 実施日は、10月4日(土)13時半~16時、雨天決行。場所は三重県自動車整備振興会(津市桜橋3丁目53─15、イオン津店東側)。参加費は無料。参加者に記念品・エプロン・作業手袋などを配布する。
 参加は電話にて受付け。参加希望者は9月20日(金)までに、同組合☎059・225・6511。FAX059・225・6512へ。
 ただし先着申し込み50名になり次第締め切り。

津検定のテキストブック(改訂版)

津検定のテキストブック(改訂版)

 一昨年初実施され、幅広い世代から好評を博している(一社)津市観光協会主催のご当地検定『津ふるさと学検定』が今年も10月26日(日)9時半~12時、津商工会議所で実施される。主管=津観光ガイドネット。現在、受検申し込みを受け付け中。
 同検定は、市民に、市内全10地域の歴史をはじめ多彩な分野の知識をテキストなどで楽しみながら学んでもらい、郷土愛や連帯感を育むことが目的。
 受検料が500円と安く気軽に受けられるのも人気の理由。テキスト改訂版をもとに◯×式・120問が出題され、80点~99点で初級・100点~109点で中級・110点以上で上級に認定。
 検定終了後には、榊原温泉ペア宿泊券などが当たるお楽しみ抽選が行われる。
 昨年、検定を主管する津観光ガイドネットが制作したテキスト改訂版が発行された。これには初版より127問多い1280問と、カラーグラビア20ページが収録されており、各地域の歴史や隠れた名所などを効率的に学べる。
 価格は500円。津市観光協会、津商工会議所本所・久居支所、市内主要書店、本紙などで販売中。
 さらに、津観光ガイドネットでは昨年から、検定の勉強をサポートする現地説明会を、市内各地で実施している。これはボラガイドの案内のもと名所を歩いて巡るもの。今後の開催日時と集合場所は──▼13日9時~12時、美里町の辰水小前▼14日13時~16時、美杉町の伊勢奥津駅▼20日9時~12時、香良洲町のサンデルタ香良洲▼21日9時~12時、一志町の一志総合支所▼27日10時~12時、榊原町の榊原駐在所前駐車場▼28日9時~12時、白山町の白山郷土資料館。
 各回とも受付は出発時間の15分前から。小雨決行。参加料は1回200円(資料・保険代)。申し込みは住所・氏名・電話番号・参加希望日を記入(一括申し込み可)し、葉書で、〒514─0009、津市羽所町700、アスト津2階、津市観光協会内「検定現地説明会」係へ。またはFAX津221・0811で同じ宛て先へ。締め切りは各実施日の10日前必着。
 受検申込みは往復葉書で9月30日まで受付け。宛先など詳細は、テキストの折込みチラシに記載されている。定員先着200名。
 問い合わせは同協会内の津観光ガイドネット☎津246・9020へ。

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