

検索キーワード




津市渋見町の「美甫絵画教室」主宰の中井美甫さんが、公益社団法人・二科会の会友(絵画の部)に推挙された。
日本を代表する美術グループの一つである同会が毎年開いている二科展には、全国から膨大な作品が出展されており、会友推挙に値するほどの評価を受けることは至難の業。中井さんは先月5日まで東京の国立新美術館で開催されていた「第99回二科展」に24回目の出展をし、会友推挙が決定。ここに至るまで、幾度の入選や4年前の95回では記念賞受賞も経験するなど、40年以上という長い時間をかけ、目標を達成した。
会友推挙の評価を受けたのは100号の大作「記憶の中で4」。テーマは、中井さんがライフワークとして描き続けている牛とDNA。アルタミラ・ラスコーの洞窟壁画からインスピレーションを受けたという味わい深い画風で、流転する牛の生命を大胆かつ繊細に描き上げている。
念願が叶った中井さんは「無理かとあきらめかけていたが、長年の夢がかなった。次の目標は会員として認められること」と満面の笑みで語る。
中井さんの作品は7日~19日に名古屋市の愛知県美術館ギャラリーで開催される二科展の巡回展で鑑賞できる。
2014年10月2日 AM 4:55