「まつり」の歌と踊りで観客を盛り上げた松伯会

「まつり」の歌と踊りで観客を盛り上げた松伯会

 9月26日、津リージョンプラザお城ホールで、毎年恒例の津市老人クラブ芸能大会が開催された。主催は津市老人クラブ連合会=小林賢司会長(82)=。
 健康づくりと会員同士の親睦が目的で、37回目の今年は、各地区のクラブの会員約150名が個人や団体で出演した。
 そのうち、津西地区老人クラブ連合会=米川弘会長(75)=の会員でつくる松伯会の25名は「まつり」の歌を披露。大漁旗やうちわなどを手に持って踊る賑やかなステージで、観客を盛り上げた。
 フィナーレは会場の全員で「ふるさと」を合唱。
  米川さんは「踊りの振り付けの練習を週1回、3ケ月積みました。練習が人の輪を作るので、大事だと思う」と話した。

 秋の彼岸の頃に咲くから彼岸花。この花の名を知ったのはいつのことだろう。小学生の頃には、すでにその名を知っていた。
 学校帰りの道々、上級生から首飾りの作り方を教えてもらった。茎を右にポキっと折ってはツーと皮を剥き、左にポキっと折ってはツーと皮を剥きと繰り返す。根元から花まで折ると、首飾りのできあがり。低学年でもできる草遊びだった。
 彼岸花は通学路に沿って赤い花を咲かせており、その中から一番鮮やかな花を折り取ったものだ。反り返った花弁が美しくて、華やかな首飾りがうれしかった。
 でも、家にまで持って帰ると母に叱られる。母はこの花を忌み嫌った。毒があるからという理由だけではなかったと思う。毒ならば、夾竹桃にもおしろい花にもある。母にとって彼岸花は、もっと強い禁忌のようだった。
 近年、彼岸花の美しさが認知されてきたのか、あちこちに名所ができている。愛知の矢勝川や、岐阜の津屋川、奈良の仏隆寺など、この時期の新聞にカラー写真が掲載される。
 母の教えにも関わらず、私は彼岸花が好きだ。今年も安濃まで彼岸花を見に出かけた。去年蕎麦畑の白と彼岸花の赤の対比が美しかった場所では、蕎麦が姿を消していた。そして、赤く咲いた彼岸花は草刈り機でなぎ倒されていた。彼岸花を嫌う人もまだいるようだ。       (舞)

nakai 津市渋見町の「美甫絵画教室」主宰の中井美甫さんが、公益社団法人・二科会の会友(絵画の部)に推挙された。
 日本を代表する美術グループの一つである同会が毎年開いている二科展には、全国から膨大な作品が出展されており、会友推挙に値するほどの評価を受けることは至難の業。中井さんは先月5日まで東京の国立新美術館で開催されていた「第99回二科展」に24回目の出展をし、会友推挙が決定。ここに至るまで、幾度の入選や4年前の95回では記念賞受賞も経験するなど、40年以上という長い時間をかけ、目標を達成した。
 会友推挙の評価を受けたのは100号の大作「記憶の中で4」。テーマは、中井さんがライフワークとして描き続けている牛とDNA。アルタミラ・ラスコーの洞窟壁画からインスピレーションを受けたという味わい深い画風で、流転する牛の生命を大胆かつ繊細に描き上げている。
 念願が叶った中井さんは「無理かとあきらめかけていたが、長年の夢がかなった。次の目標は会員として認められること」と満面の笑みで語る。
 中井さんの作品は7日~19日に名古屋市の愛知県美術館ギャラリーで開催される二科展の巡回展で鑑賞できる。

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