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寿司といったら、回るものを指す我が家である。情けないと見る向きもおありだろうが、気楽な昼ごはんとして十分だと私は思う。
きょうも、夫と二人回転寿司のカウンターに並んだ。食べたい寿司をタッチパネルで注文し、しばし待つと寿司の皿がベルトに乗ってしずしずとやってくる。素晴らしいシステムである。
私が好きなのは、いわゆる創作寿司。ネタが天ぷらだったり、生ハムだったり、焙ってあったり、チーズやバジルソースがかけてあったり。とにかく目新しいものを食べてみるのだが、どれもこれも美味しく創ってあるのが驚きだ。
特にサーモンが良い。焙りチーズサーモンなら、チーズの香ばしさとサーモンの脂とマヨネーズの濃厚な味が寿司飯によく合う。サーモンは他にもさまざまに演出され、多様な寿司になっている。
そもそも、昔の寿司のネタには鮭がなかった。鮭には寄生虫の心配があるので、日本では生で食べなかったのだ。ノルウェーやチリの冷凍サーモンが輸入されてからサーモンの寿司ができたのである。
ノルウェーからサーモンが来るようになって三十年、今では新鮮安全な養殖サーモンが空輸され、生のまま寿司になっているという。回らない寿司屋では邪道かもしれないが、回っている寿司を豊かに美味しくしたのはサーモンだと思う。 (舞)
2014年10月23日 AM 4:55
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