2014年10月

 寿司といったら、回るものを指す我が家である。情けないと見る向きもおありだろうが、気楽な昼ごはんとして十分だと私は思う。
 きょうも、夫と二人回転寿司のカウンターに並んだ。食べたい寿司をタッチパネルで注文し、しばし待つと寿司の皿がベルトに乗ってしずしずとやってくる。素晴らしいシステムである。
 私が好きなのは、いわゆる創作寿司。ネタが天ぷらだったり、生ハムだったり、焙ってあったり、チーズやバジルソースがかけてあったり。とにかく目新しいものを食べてみるのだが、どれもこれも美味しく創ってあるのが驚きだ。
 特にサーモンが良い。焙りチーズサーモンなら、チーズの香ばしさとサーモンの脂とマヨネーズの濃厚な味が寿司飯によく合う。サーモンは他にもさまざまに演出され、多様な寿司になっている。
 そもそも、昔の寿司のネタには鮭がなかった。鮭には寄生虫の心配があるので、日本では生で食べなかったのだ。ノルウェーやチリの冷凍サーモンが輸入されてからサーモンの寿司ができたのである。
 ノルウェーからサーモンが来るようになって三十年、今では新鮮安全な養殖サーモンが空輸され、生のまま寿司になっているという。回らない寿司屋では邪道かもしれないが、回っている寿司を豊かに美味しくしたのはサーモンだと思う。          (舞)

 津市久居明神町の独立行政法人国立病院機構「三重中央医療センター」が、11月1日11時~16時、『病気を知り 予防し 生活するためのミエチュウオウ文化祭』を初開催する。
 入場無料。
 同院の医師や看護師、事務職員、地域連携室の職員が、患者にイベントを通じて地域交流を体験してもらうと共に、同院を地域に開放しようと企画したもの。
 各イベントと会場は──
 《2階地域医療研修センターで同院医師による市民公開講座》テーマは、「循環器疾患」。心不全、不整脈、動脈硬化など生活習慣に関連深い内容。
 ▼13時~、動悸 ほっといちゃダメですよ!講師は循環器科の新谷卓也さん
 ▼14時~、足のむくみ 気になる方へ。講師は循環器科の田中淳子さん
 ▼15時~、1㎞歩けますか?講師は心臓血管外科の佐藤友昭さん
 《2階キッズルーム前のキッズスペース》絵本読み聞かせグループ「おはなし屋さん」と、家族で楽しめる本格的生演奏をコンセプトに幅広く活動する「KidsJazz」のコラボレーション。ライブパフォーマンスもある。
 《1階エントランスホールのメインステージ》
 ▼11時半~、よさこい。出演チームは、笑楽─eraku─、和笑─わっしょい─、よさこい塾 ありがた屋 ▼13時半~、同院心肺蘇生チームと津市消防救急救命士の合同チームによる心肺蘇生法の実演・ワークショップ
 ▼15時半~、和太鼓奏者・服部博之さんと尺八奏者・新田みかんさんによる迫力のステージ
 《1階ロビー・エントランスホール》
 ▼久居げんき会・院内マルシェ……グリーンカレー・タコライスなどの飲食、自家焙煎珈琲・豆乳チャイなどのキッチンカー、米・野菜・天然酵母パンなどの物販、キャンドル作りなどの体験・ワークショップ
 ▼カフェサンチェ=津市の人気カフェが、素材にこだわった「おいしくて健康的なお食事」をテーマに出張販売
 ▼久居インターガーデン内のスターバックス・コーヒー=血圧や胃に負担をかけず楽しめるカフェインレスコーヒーを提供
 ▼津市白山町の猪の倉温泉=足湯で出張。スキンケア商品などの物販も。
 問い合わせは同院地域連携室☎059・259・1211へ。

安全祈願祭の様子

安全祈願祭の様子

 15日、津市白山町川口の白山比咩神社で、11月1日に旗揚げされる白鷺伝説にゆかりのある7社寺をまわる企画『七白山めぐり』の安全祈願祭が行われた。
 町名の由来にもなっているこの伝説を紹介すると…天文22年(1553)、正月24日の夜に現在の白山町家城出身の高僧・珍徳上人は加賀の白山権現のお告げに従い、白山神社を詣でると、上人の笈(仏具などを入れて背負う箱)の中に、7本の御幣が立っていた。その後、帰郷した際に、家城の瀬戸ヶ淵で休んでいたところ、笈の中から、神の使いである7羽の白鷺が飛び立っていった。その白鷺が降り立った7カ所に白山神社の分社を建立した、というもの。
 伝説に登場する神社は、全て白山比咩神社と名付けられ、同町南出・川口・山田野に現存。その他は、八ッ山神社=同町八対野=・家城神社=同町南家城=・竹原神社=美杉町竹原=に合祀。飯福田寺内=松阪市飯福田町=にも神社跡が残っている。
 大正時代までは、この7社を詣でると、白山神社に詣でたのと同じご利益があると信仰されてきた。
 約100年ぶりの復活となる七白山めぐりは、少子高齢化に悩む地域おこしが目的。社寺そのものが県や市の文化財であるなど深い歴史が知れるだけでなく、祭神の菊理比咩命は縁結びの神としても知られているため、恋愛にとどまらず、人と人を結ぶパワースポットとしても盛り上げる。
 安全祈願祭で、同実行委員会会長の小林裕八さんは「素晴らしい文化財があるのに地元の人が知らない。今回の企画を通じ、次世代へと伝えていきたい」と意気込みを語った。
 11月1日より始まる七白山めぐりでは各寺社で販売している7社寺の名前が入った朱印台紙に押印してもらう。台紙は500円。押印は、1社寺につき300円。各社寺で先着50名に総角結びのお守りも進呈。来年1月より、猪の倉温泉とタイアップし、バスで各社寺を回るツアーも企画中。問い合わせは☎059・262・5383。

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