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15日、京都KBSホールで、赤塚建設=津市乙部=の社長として、究極の健康住宅「住めば住むほど元気になる家」を三重県下に建築し、住む人に笑顔と健康を届けている赤塚高仁氏と㈱船井本社代表取締役社長の舩井勝仁氏との共著「聖なる約束 砂漠は喜び 砂漠は花咲き」(出版社・きれいねっと)の出版記念講演会が開かれた。
赤塚さんは、日本宇宙開発の父と呼ばれる故・糸川英夫氏の愛弟子。 日本とイスラエルの交流に人生を捧げた師の遺志を受け継ぎ、両国を結ぶ親善団体「日本テクニオン協会」の会長を務めている。同国を訪れた回数は12回にも及び、「聖書に学ぶやまとこころの旅」団長として、マスコミが伝えないイスラエルの真実の姿や聖書の教えの素晴らしさを人々に伝えている。
舩井さんは、㈱船井総合研究所の創立者である父の故・舩井幸雄氏が発足した「世のため人類のためのよい近未来」をつくろうとする勉強・実践団体「にんげんクラブ」を中心に活動をしている。
全国から500人以上が駆け付けた会場のオープニングを飾ったのは、和太鼓集団・鬼太鼓座。力強い音と巧みなパフォーマンスで会場を魅了した。
旧約聖書の創世記に記された天地創造が描かれたステージ備え付けの巨大なステンドグラスを背に、赤塚さんは「この場に私たちが立っていて、全国から多くの方がここに訪れたことは約束としか思えない」と挨拶。舩井さんも「聖なる約束という本を書くことになったのも、不思議なものを感じる」と続いた。
更に、2人と共にイスラエルへ渡った今野華津子さんが登壇。〝世界一〟のエステティシャンにも輝いている今野さんは、経営不振だったタラサ志摩を再建したことでも有名。古事記を通じて大和民族の心を伝える活動をしている。今野さんは「イスラエルに行き、この地に戻り、世界中から日本という国を見ている二人。それぞれの立場で全く反対の方向から導き出した未来への光や方向性が語られると思う」とエールを送った。
その後、舩井さんは、赤塚さんの熱い人柄とイスラエルの旅について語り、「イスラエルの初代首相のベングリオンは砂漠に雨が降って緑になると、平和になるのが分かっていた。イスラエルに行ってびっくりしたのは徐々にナツメヤシが増えて、砂漠が緑になっていること。やまとこころを持っている日本人の良さは、ええ加減なところ。そして、どんな苦難も乗り越えられる日本人は中東やアフリカを平和にしていく使命がある」と呼びかけた。
登壇した赤塚さんは「イスラエルは日本人が世界で唯一学ぶべき国。空を飛ぶ鳥に空が、水を泳ぐ魚に水が見えないように、日本人に一番見えていないのは自国だ」と指摘。2000年も前の〝約束〟を守り、一度滅びた国を蘇らせたイスラエルと比べ、ほとんどの国民は建国の歴史すら、知らないという日本の実情に対し「歴史を知らない民族は滅びる」と訴えかけた。
世界中で迫害されたユダヤ人たちが国を蘇らせるに至ったのは聖書に書かれた自分たちの歴史を忘れなかったからと説明。現在の日本国内には、日本が遅れた国と思ったり、その良さを語ることをはばかるような空気があるが、パラオでは第二次世界大戦時に米軍と戦いペリリュー島で玉砕した日本兵が現地住民たちを大切にしたことから、今でも尊敬されており、国旗も日本に似たデザインを採用したことを紹介。「日本が悪い国だと思い込ませようとしている間違った人たちに従ってはいけない。日本が本当のやまとこころを取戻し、日本人本来の魂に戻って、世界がそれに学ばなければならない」とメッセージを送った。
2014年11月20日 AM 4:55
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