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2014年12月
いけばな小原流三重支部南部地区「花の輪・人の輪 みんなの花展」が12月20日(土)10時~20時、21日(日)10時~17時、津市高茶屋のイオン津南ショッピングセンター1階のサンバレーホールと、2階の靴店・アスビー前で開かれる。主催=(一財)小原流三重支部、後援=(一財)小原流本部。テーマは『花たちの語らい』。
会場では同流派のいけばなを習う会員52名と、日頃、南が丘会館で同支部主催の「伝統文化いけばなこども教室」で学ぶ津市内の小学生30名の作品も発表。総勢82名が小原流ならではの伝統花をはじめ、クリスマスの花や正月の花、季節の花など、華やかに会場を彩る。入場無料。
同支部では、「今までいけばなに興味の無かった方でも、お気軽にご来場いただき、楽しんでいただけるような花展です」と来場を呼びかけている。
問い合わせは同支部☎059・234・3610。
2014年12月14日 AM 4:55
津市を代表する老舗洋食店「東洋軒」=津市丸之内、猪俣憲一社長=が、東京都港区元赤坂に出店している『東京東洋軒』がオープン1年未満という異例の速さで「ミシュランガイド東京2015」に掲載という快挙を成し遂げた。看板メニューのブラックカレーを始め、津市民に80年以上、愛されてきた洋食の味が、同店のルーツである東京のみならず、世界にまで届く評価を受けたことは津市民にとっても非常に誇らしい出来事だ。
東京東洋軒は、12月5日に発売されたばかりの「ミシュランガイド東京2015」で、非常に優れた洋食が味わえるレストランとして紹介されている。
看板メニュー・ブラックカレーを始め、数々の洋食メニューで人々を魅了し続ける東洋軒のルーツは明治22年(1889年)、東京に開業した西洋料理店「東洋軒」。その味に惚れ込んだ当時の百五銀行頭取、川喜田半泥子の熱心な勧めで、津に出張所をオープン。その後、正式にのれん分けを受けて独立し、長きにわたって伝統を守りながら、味に磨きをかけてきた。
東京の東洋軒は10数年前に惜しまれつつも閉店。そこで、再びルーツである東京へ進出すべく、今年1月15日にオープンしたのが東京東洋軒だ。
東京東洋軒の総料理長は猪俣社長と親交が深く、世界からも注目を集める成澤由浩シェフ。提供しているメニューは、伝統の味を守りながらも、全ての料理の調理法や材料を徹底的に見直し再構築している。
例をあげると、調理過程で出る脂もできる限り取り除く。デミグラスソースの甘みやとろみは、じっくり野菜を煮込んで出す。揚げ物には米油を使う等々…枚挙に暇がない。また、パン粉は材料のパンを厨房で焼き上げて挽くなど、細部に至るまで妥協のない手作りにもだわっている。
その結果、生み出される料理たちは、洋食らしい濃厚な味わいでありながら、口当たりが軽く、食後に胃がもたれることもない。更に材料も出来る限り三重県産を中心とした安全で高品質なものを使用するなど、健康面にも配慮している。
この『次世代型洋食』ともいえる料理はオープンから間もなく大きな話題を呼び、各メディアもこぞって取材に訪れた。加えて、各界の著名人からも惜しみのない賛辞が贈られている。
今月2日、東京プリンスホテルであったガイド出版記念パーティーで、東京東洋軒は、名だたる有名店や老舗を抑え、オープン1年未満という異例の速さで掲載に至った快挙を称えられた。
猪俣社長は「東京から来た東洋軒が、津の方に育ててもらいながら熟成した。それが再び東京に出て、世界に通じた」と郷土・津市や三重県に対する熱い想いを胸に語る。更に「津はなぎさまちが出来て世界とつながった。和食が世界遺産になって注目されているが洋食も日本独自の食文化。海外の人々にも大変喜んで頂けるので、更なる可能性を感じる」と、洋食文化の発信にも意欲を見せる。
津市で愛されてきた味が世界レベルの評価を受けたことは、津市の文化レベルの高さを示しているともいえる。今回の快挙は、津市民にとっても非常に誇らしい出来事といえよう。
東洋軒各店では、ミシュランガイド掲載を記念し、イベント開催を予定している。また、津に居ながらでも、東京東洋軒の味が楽しめる成澤シェフによるおせち料理も限定販売している。
2014年12月11日 AM 5:00
1日、津駅東口からほど近い栄町公園で、津駅前ストリート倶楽部=青山春樹会長=によるイルミネーション点灯式が行われた。
忘年会シーズンで人出の増える駅前を明るく照らし、防犯にも繋げようと今年で3年目。公園の木々に飾り付けられたイルミネーションは家庭からの不用品を譲り受けたものを再利用している。
前葉泰幸津市長も駆け付けた点灯式で、イルミネーションが輝くと駆け付けた人々から大きな拍手が上がった。
点灯時間は19時~22時。期間は1月末まで。
2014年12月11日 AM 4:58