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津市出身で三重大学医学部医学科5年の野村綾香さん(23)も未年で、来年の年女。
4人きょうだいで兄・姉・弟がいて、兄・弟とともに、父親と同じ医師を目指している。講義のほか、自宅や大学の図書館で勉強するなど忙しい毎日を送る野村さん。
同大附属病院での実習では「患者さんは一人ひとり違い、色んな症状があり、教科書通りにはいかない」と実感したそう。
活動的で、勉強の傍ら、大学の部活動やスポーツにも活発に取り組んでいる。同学部の登山部に所属し、津市の経ヶ峰や、菰野町の御在所岳、日本アルプスにも登ったそう。普段からジョギングしたり、ジムでも運動していて、登山のための体力作りにも役立っているとか。
また野球が好きで、選手達を一番近くで応援したいと、同学部の野球部でマネージャーを務めている。
新年の抱負を「今年は6年生になるし、国家試験が迫って来るので勉強に更に力を入れたい」、また目指す理想の医師像について「患者さんから『先生なら誰でも良い』じゃなく、私に診てほしいという人が出てきたらいいなと思います」と語っている。
2015年1月6日 AM 9:41
NPO法人『津市NPOサポートセンター』=津市大門、津センターパレス3階=の理事長を務める川北輝さん(35)は未年で、来年の年男。
川北さんは津市で生まれ育ち、大学卒業後、同法人の前身である、津市市民活動センターの運営委員会に就職し、平成21年、現職に就いた。
同法人では津市市民活動センターの施設管理や、市民活動に関する相談業務、まちづくりに関する会議でのアドバイスなどを行っている。さらに一昨年、コミュニティスペース「kaidan」をオープンし、手芸やゲームのイベントなどを開催。少人数の新たなコミュニティが誕生したり、訪れる人が職場と自宅を往復する途中で楽しく過ごして人生を豊かにしたり、知らず知らずのうちに地域に親しむきっかけとなっている。
また川北さんは、みえ市民活動ボランティアセンターのセンター長や、若者の就労を支援するサポステ・みえの講座でのボランティア、亀山市で市民活動相談員としても活躍。地域に大きく貢献している。
これらの幅広い活動で多忙な日々だが、大学卒業以来、これまで就職した先では常に管理職だったこともあり、スタッフへの、伸び伸びと働いてもらうための配慮も欠かさない。
プライベートでは一昨年入籍し昨年挙式した。
「将来的には、支援がなくても市民活動団体が自立していくのが良いと思う。NPO業界はすごく閉鎖的なので、新しい人をどう巻き込むかを常に考えています。働きすぎず、できる限り夫婦共に健やかに過ごしていければ」と語る。
2015年1月6日 AM 9:39