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1月15日(木)~19日(月)、久居ふるさと文学館図書館2階ギャラリーで、ロマンドール・ポルセレーヌの人形展「ロマンドール作品展~花の香りに包まれて~」が開かれる。
ロマンドールは、女性の秘めた情熱をそのままモチーフにした夢とロマン溢れる創作紙粘土人形。ポルセレーヌは、その造形技術を用いたカラー粘土を、布地のような感覚で使って自由に制作し、釉薬をかけて110度で焼成する。
作品展を開くのは、津市在住の鈴木洋子さんが主宰する教室の受講生9名。
同教室は99年4月から公民館講座として始まったが、講座修了後も引き続き自主グループとして活動、8年目を迎えた。
「苦心しながらも楽しく制作した」という受講生の皆さんの思い出の作品も含め、華やかな衣装をまとった愛らしい表情の人形約200点を展示する。
入場無料。10時~17時。最終日は15時まで。
問い合わせは☎059・228・2057。
2015年1月8日 AM 4:55
物が増えるばかりのこの頃、片づけは最重要課題となっている。きょうも私は、押入れに頭を突っ込んでごそごそ。古ぼけた段ボール箱を見つけ出した。すっかり忘れていたのだけれど、その箱には私の成績表や古い手紙が入っていた。
こういうものを読みだすと片づけられない。見ないでシュレッダー行きだと思ったけれど、やはり好奇心には勝てず、少し読んでしまった。
昔の大学生は手紙をよく書いた。暑中見舞いやクリスマスカード。帰省中の友人からのクラブ活動についての連絡。沖縄からのはがきは、友人が描いた首里城のスケッチ。
「山の頂上で君を思い出した」という手紙もあった。もしかしたら、モテていたのかもしれない。返す返すも残念なことをした。
メールや携帯電話の時代、ラインやスカイプの時代には、何とものんびりとした通信手段に思える手紙である。しかし、こうして何十年も残ることに価値がある。黄ばんだ便箋を開くと、すっかり忘れていた記憶が引き出され、あの人この人の顔が浮かんで来る。
ということは、私の書いた手紙もどこかに残っていたりするだろうか。誰に何を書いたか忘れてしまったが、今となっては恥ずかしい文面に違いない。存在するなら、まっすぐシュレッダー行きにしてもらいたいと思うばかりである。 (舞)
2015年1月8日 AM 4:55