学生団体MOREの会員達…美杉町で

学生団体MOREの会員達…美杉町で

 三重県の医療学生による団体『MORE』=山崎弘喜代表=は約1年前に発足し、少子高齢化で衰退している津市美杉町を元気にしようと、現地を訪れ住民と交流することをメインに活動している。
 現在の会員は、三重大学医学部と三重県立看護大学1~3年生の計22名。これまでに、同町での植樹祭にボランティア参加するなどして住民と親睦を深めてきた。会員達自身も、知識豊富でパワフルな住民達に元気付けられているという。
 25日10時~15時には、同町奥津のミニ道の駅「かわせみ庵」=中田かほる代表=で初の主催イベント「健康教室」を開く。そして今後は、毎月、同町内の各地区でイベントを催す予定。
 何れも会員で三重大2年の山添紗希さん(23)と長嶋一訓さん(19)は「健康教室は、学生らしい、堅苦しくない感じで楽しくできたらいいなと思う。次以降のイベントに繋げたいです」と話している。
 健康教室の詳細は──  ▼対象=美杉町在住の人 ▼募集人数=20名。
 ▼内容は……①骨密度コーナー=骨密度を測って健康状態を知る②昼食=数種類の美味しい鍋を提供③学生が手作りした「美杉カルタ」で遊ぶ
 ▼参加費無料。
 参加を希望する人は中田さん☎090・4083・8550へ連絡を。

 津市大谷町の三重県立美術館で2月15日(土)まで、岡田文化財団設立35周年記念「コレクション展」が開かれている。助成=同財団。
 同文化財団は、「三重県における芸術・文化の発展と振興」を目的として、1979(昭和54)年に設立された。当時は「県立美術館基本構想(案)」が文化審議会の承認を受け、県立美術館建設が具体的に動き出した時期。1982年の開館以降は、国内外の美術品の寄贈や美術館活動への助成を通じて美術館をサポートし続けてきた。
 さらに、県内の伝統工芸振興や若手作家育成などへも積極的に乗り出し、2005年4月からは菰野町のパラミタミュージアムの運営にも携わるなど、設立以来35年間にまかれた種は各地で芽吹き、大きく枝を伸ばそうとしている。
 同財団から同県立美術館への初めての寄贈は、1981年のマルク・シャガールの大作《枝》。これまでに寄贈された作品の総数は約400点。中には、モネやルノワール、藤島武二や梅原龍三郎、三重県ゆかりの宇田荻邨や曾我蕭白など、美術館の顔として愛される作品が含まれている。
 これまで同美術館では、同財団から寄贈された作品を紹介する展覧会を活動の節目ごとに開催してきた。財団設立35周年を記念した今展では、これまでに寄贈された作品を①あこがれとしてのヨーロッパ フランス近代絵画を中心に②自然と人間 日本の近代絵画③ほとばしる絵筆 あふれでる言葉 村山槐多と関根正二④曾我蕭白 水墨の妙…の4つで紹介。
 開館時間=9時半~17時(入館は16時半まで)。休館日=月曜日(祝日の場合は開館。翌日休館)。
 観覧料=一般500円、学生400円、 高校生以下無料。
 問い合わせは同美術館☎津227・2100。 

ゴーちゃんと多数の年賀状

ゴーちゃんと多数の年賀状

 (一社)津市観光協会によると、元旦から7日までに津市のゆるキャラ・ゴーちゃんに、270通の年賀状が届いた。
 この数は過去最多で昨年より約100通多い。市内外で積極的な活動を続けてきた成果と言えるだろう。
 津市や全国各地の2歳~82歳という幅広い年代のファンからのもので、ゴーちゃんの似顔絵や温かいメッセージが添えられている。「うれしかったのじゃ。日本中のファンからもらって、よかったのじゃ」とゴーちゃん。また、ゴーちゃんはゆるキャラグランプリなどのイベントで勝利した経験がないため、今年の目標は、勝ちにこだわり、栄冠を獲得することだとか。
 なお返信は全員に送られる。返信には、ゴーちゃんのオリジナルスタンプが押されているほか、平治煎餅が作ったゴーちゃんの絵柄入り煎餅が付く。

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