最近、胃腸が冷えて消化能力がなくなり弱ってご相談に来られる方が多いようです。ロタウィルス胃腸炎のような吐き下しの症状を呈する方も、何人か見えました。
 食べ物を消化できないと栄養不足や貧血気味になったり、身体に力が入らなくて疲れやすく風邪なども治りづらくなります。風邪などの回復に時間がかかっている人は一度、胃腸の状態を見直した方が良いでしょう。
 お粥を食べると薬のように胃腸を回復させてくれます。冷たい物や陰性の食べ物を多食するとお腹が冷えることがありますが、冷たい空気を吸い込むことでも冷えることがあります。夜寝るときに暖房しない場合は、マスクをして部屋の冷気を吸い込まないようにすることをお勧めします。
 昨年は土運大過と言う運気で胃の働きが盛んになりやすかったため食べ過ぎる傾向があり、秋頃から胃が疲れて弱っている人が増えていました。 そして今年は金運不及と言う運気で、金気に関連する肺や大腸、鼻などが弱りやすいのです。昨年、胃が疲れて、立ち直れないうちに今年になり腸まで弱ると、身体の芯の力が抜けて手足に力が入りにくくなり、免疫力が低下してしまいます。
 胃腸の健康のために、
日本食を見直して頂くことが必要になってきました。

「福引せんべい」の大はこんなに大きいですよ!

「福引せんべい」の大はこんなに大きいですよ!

 毎年2月3日に津観音で行われている『鬼押さえ節分会』の土産といえば、津市の平治煎餅が販売している「福引せんべい」。
 干支の焼印を押した丸い生地を熟練の職人たちが丹念な手仕事で三角錐状に折り曲げ、中心の空洞に「えびす」や「大黒」などの縁起物を入れたこの煎餅。職人たちが通常の仕事の合間の限られた時間に一つ一つ仕上げていくため、大量生産できないのも特徴。厄除けとしても親しまれており昔は中勢地区の和菓子店で広く作られていたが、現在は同店と、もう一店舗を残すだけとなった。
 節分会は江戸時代、旅人たちで賑わった伊勢本街道に春を告げる風物詩として知られていた。しかし、厄男が鬼役を真剣で斬りつけて邪気を祓うという苛烈な内容ということもあり、死傷者が絶えなかったため、明治時代に中止された。以降長らく途絶えていたものを平成9年に地域活性化を目的に復活させている。
 種類は大4629円(要予約)、中1296円、小740円。毎年節分当日の午前中に完売するため、午後に受け取り希望の人は予約を。大門本店・江戸橋店・橋南店で販売中。
 問い合わせ☎059・225・3212。

久居城下案内人の会による活動発表

久居城下案内人の会による活動発表

 14日、津市久居東鷹跡町の津市久居総合福祉会館3階で、みえ歴史街道構想津地域推進協議会=今井正次会長=が、『平成26年度ボランティアガイド研修交流会』を開催した。
 約10年前から毎年行われているもの。津市内のボランティアガイド全14団体が対象で、互いの活動について情報交換したり刺激し合うことで、お客さんのニーズにより迅速に対応できるようになることや、各団体の発展が目的。今回は各団体から計110名が参加し3団体の活動発表と、意見交流会が行われた。
 活動発表ではまず、「久居城下案内人の会」が、ガイド用のパンフレットや、地元の歴史を分かりやすく説明するために活用している10本の紙芝居を紹介。また今後の活動のポイントとして、藤堂藩の支藩として分藩された久居藩が設立350周年を迎える2019年に、地域を挙げて記念行事を開催したいと話した。
 次の「安濃津ガイド会」は、今後の課題として、特に若い世代のお客さんの開拓や、ガイド場所の開拓などを挙げた。 最後の「安濃ガイド会─草陰─」は、安濃の水論をテーマにした劇団津演の舞台「水の祈り」に会員が出演したことなどを紹介したほか、手作りの紙芝居「伊勢や日向の物語」を披露した。

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