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25日朝から、津市美杉町奥津のミニ道の駅「かわせみ庵」で、三重県の医療学生による団体『MORE』が、同団体初の主催イベント「健康教室」を開いた。
同団体は約1年前に発足し、少子高齢化で衰退している津市美杉町を元気にしようと活動してきた。今回を皮切りに、毎月、同町内の各地区でイベントを催す予定。当日参加した会員は三重大学医学部、三重県立看護大学の学生計16名。町内の住民22名が来場した。
会員達が、機器を使い来場者の骨密度計を測ったあと、骨を元気にするための食事や運動を紹介。また骨に体重をかけて強くすることを目的とした体操を実演し、来場者も真似て体を動かした。その後、昼食として、学生が作った鍋やおにぎりを食べながら皆でわきあいあいとおしゃべり。最後は、皆で学生が手作りした「美杉カルタ」で大いに盛り上がり、世代を超えて交流した。
同団体代表で三重大学2年生の山崎弘喜さん(20)は「大学生活で自分らと違う年代の人と関わる機会があんまりないので、医学のためや、人間としても、こういう所で話を聞くことが大事だと思う」と話した。
2015年1月29日 AM 4:55