リレー法話会「若手有志による合同布教大会」の様子

リレー法話会「若手有志による合同布教大会」の様子

 1月31日、津市一身田町にある高田本山専修寺内の高田会館で浄土真宗各派の若手有志によるリレー法話会「若手有志による合同布教大会」が開催された。
 この大会は、真宗本願寺派と真宗大谷派の若手僧侶のフェイスブック上でのやり取りをきっかけに、若手有志が平成24年に実行委員会を発足。現在は13都道府県の19名が、大会の企画運営に当たっている。
 これまでは京都市にある各派の本山(本願寺派、大谷派、佛光寺派、興正派)と福井県にある出雲路派本山で開催してきた。
 今回は、8道県(三重県・愛知県・北海道・広島県・石川県・兵庫県・埼玉県・滋賀県)から集まった出講者9名が登壇。午前・午後の両部で約200名が聴講に訪れた。
 出講者たちは皆、若手らしい明るい語り口で、自身が僧侶として歩み始めた時のエピソードや、その時の迷いや悩み、仏教から得たことなどを披露。時折、ユーモアも飛び出し、会場は和やかな雰囲気に包まれていた。途中、出講者による座談会も開かれ、各派同士の交流も深まっていた。