

検索キーワード




22日、津市香良洲町のサンデルタ香良洲で、(人と絆)チャリティーライブ実行委員会が「第4回東日本復興(人と絆)チャリティーイベントin香良洲」を開催。宮城県出身で、東北福祉大学3年の伊藤健人さんが講演した。
伊藤さんは震災で弟の律くん、母、祖父母を亡くした。現在、「青い鯉のぼりプロジェクト」や和太鼓演奏を通じ東日本大震災被災地の復興を支援している。
講演では、「『震災後』という言葉が良く使われていて間違いではないが僕は正直、この言葉がとても嫌いです。震災で苦しんでいる人は、もしかしたら今のほうが多いかもしれない。『今も震災なんだ』という意識のもとに僕は今、生きています。皆さんにもそういった意識のもとで、苦しんでいる人もいることを心に留めてほしい。
家族への思いから始めた同プロジェクトは、市や地区のシンボルにまで成長しました。続けること、言いい換えれば忘れないことは本当に大事。そこから人の繋がりが生まれていく。
復興と風化は同時に進むものだと思う。復興しないという動きはないが、風化させない動きはなかなかなく、黙っていれば風化が進んでしまう。過去のことを忘れてしまうと、仮にまちが再建しても人の心が復興しないと本当の復興にならない。
僕はやっぱり、『こうしていれば自分の家族は亡くならなかったんじゃないかな』と過去のことにとらわれてしまう時もあるんですが、過去を振り返り泣くことも必要なんじゃないかなと思う。それは人を亡くしたときじゃなくても、悲しい経験をしたり、何かを乗り越えようとするときに生かせると思う」と語った。
2015年2月26日 PM 1:30