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みえ食文化研究会は6月28日(日)13時~14時半、津市大谷町の学校法人大川学園5階ホールで平成27年度食文化講演会を開く。講師は同学園理事長で、同研究会運営委員長の大川吉祟さん。演題は「三重県における人の一生と食事」。
大川さんは高野山で7年間の半僧半俗生活で仏教学を学び、三重高等学校で日本史担当教員を4年間務めたのちに大川学園に移籍。専門の民俗学分野では三重県下の大正時代から昭和10年までの食生活調査を続けている。
趣味は高校・大学時代からの登山、自身のブログの絵もそうだが、水彩での山姿スケッチ、そして園児と遊ぶマジック。郷土模索も趣味で、著書に「三重県の食生活と食文化」「大台ヶ原山 知られざる謎」「鈴鹿山系の伝統と歴史」がある。日本民族学会、日本調理科学会、日本環境教育学会加入。
今回の講演会は、大川さんの新著「(続)三重の味千彩万彩」の発刊を記念して開くもの。同著書の中では郷土料理を、「年中行事食」「人生儀礼食」「日常食」に分類して編集されており、その中の人生儀礼食を理解する上において重要な人の一生の節目節目を、民俗学的な背景を解説しながら、必然的に習慣化されている様々な食について、長年の地域における聞き取り調査をもとに講演する。
入場無料。定員100名になり次第締切り。会員以外でも参加可能。
申し込みは同研究会事務局(大川学園内)に電話☎津226・3131、FAX津226・3135。メール、chori@ohkawa-gakuen.ac.jpで。
「食文化講演会申込み」であることと、氏名・住所・☎を連絡すること。当日は公共交通機関の利用を。
2015年6月19日 PM 7:41
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