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津市上弁財町津興の市立橋南中学校=中尾幸一郎校長=で15日、2年生182名を対象に、津南ロータリークラブ=長谷川顕一会長=による職業講和が行われた。
毎年6月頃に、様々な職種の会員が講師を務めて実施しているもの。秋に職場体験を控えている2年生に、志望するものを含め色々な職業に関する知識を深めてもらい、進路を考える際に役立ててもらうことが目的。
今回の講師は、学校法人大川学園・津西幼稚園の岡南泉園長ら6名。生徒は自身が希望する講和を聴講した。
岡南さんは33人の生徒を前に、自身について「私は津市一志町で育ち、体育や音楽が得意でした。小さいときからピアノを習っていて小学生の頃から音楽の先生になりたいと思い、やがて小学校の先生を志望しました。高校で進路を決めるとき、音楽とか自分の持っているものを活かし小さい子と関わっていきたい、幼稚園の先生にもなりたいと思うようになりました」などと説明。
また津西幼稚園で園児が遊ぶ様子や、教諭達の仕事を写真を使って紹介し、「幼稚園は教育施設なので、私達の持っている全ての力で、子供達に色んなことを伝えなければならない。遊びを通じて子供を育てるのが幼稚園。幼稚園の先生は、大変だけどすごく魅力的な仕事です。小さいときに教えたことは本当に力になる」と語った。
最後に「皆さんはいっぱい可能性がある。これから職業の選択がいっぱいできます。興味があることにはちょっとでも首を突っ込んでもらって、少しでも自分のために吸収してほしい」などと生徒達にエールを送って締めくくった。
2015年6月25日 AM 4:55
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